チェーンストア理論というものだ。
外食チェーンも同様です。
店舗という最前線に対してセンターという後方支援が不可欠。
ロジスティクスというのはもともと軍事用語で、兵員・兵器・弾薬・食料・衣類・医薬品など作戦に必要となる資源を作戦計画に従って必要量を計算し、計画、確保、管理、補給する活動をいう。
ロジスティクス 意味
単なる物流ではありません。
コンビニという業態は日本で進化しました。
このブログでも何度か取り上げていますが、メーカーと小売業の立場が変わったのです。
スーパーという業態はメーカーが作る「価値」を「破壊」することで顧客を集める。
よそより安く販売することが店の価値を上げるという側面があるからです。
でも、その手法では企業として行き詰まります。
余談ながら、日本の百貨店はテナントを誘致するのが仕事になってしまいました。
商品開発する力が無くなります。
あるのは店のブランド。
するとどうなるか?
小売業としての人材が育ちません。
さて、本題のコンビニの影響ですが。
大手チェーンがものすごい勢いで出店攻勢掛けています。
それが出来るのは出店候補地を持ち込む不動産のプロが存在するからです。
おもしろいCMを流す大和ハウスさんが筆頭でしょうか。
以前は、チェーンに店舗開発部隊がありましたが今は外部委託が大半。
コンビニが増え続けると・・・
コンビニはFCが大半です。
まずはコンビニのオーナーが大変です。
売上アップに一生懸命取り組んでいるのに近くにライバル店が出来る。
他社ならまだしも同じチェーンの店も出来る。
新しい店はたいてい駐車場が大きいというより巨大。
売上落ちる、閉店に追い込まれるところも多い。
地獄です。
コンビニは入りやすい出やすいが第一条件。
最大手のセブンは自社商品の割合が6割以上になっているのでは。
自社商品に出来ないのはタバコくらい(笑)
タバコのPBできたらすごいだろうねぇ。
昨日、人口動態のこと書きましたが増えるのは一人暮らし。
あるいは、高齢者の一人あるいは二人世帯。
前者は人口増加地域。
後者は人口減少地域に多くなる。
スーパーで食材をまとめて買う必要がない。
生鮮魚介(▲34,4%)、生鮮果物(▲29,8%)、生鮮野菜(▲16,7%)、米など売上減少が進んでいる。
調理パン(+40,5%)や冷凍調理食品(+102,5%)は増えている。
()は2012年、1990年に比べて。総務省家計調査 二人以上世帯の購入動向。
おにぎりなどどれだけ増えたか。
一人暮らし、二人暮らしでは近くにコンビニがあれば間に合うといえば間に合う。
まぁ、およそつまらない生活になりますが。
コンビニというくらいだから便利なのだ。
24時間開いているし。
究極は弁当の配達ですね。
食関係全般にコンビニの影響は出ています。
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