日本の主要製造業へのアンケート調査で明らかになってきました。
生産を国内へシフトすると答えた企業6割を超えた。
細かい案内は省略しますが、1990年代以降続いていた、生産を中国などコストの安い国々に移管していたものに歯止めが掛かってきたことを意味しています。
日本の代表的な製造業のあるべき姿が見えてきたように思います。
それは、高付加価値化であり、高級化です。
今や、製造業でも工場で働く現場従業員より何をどのように作るか? そういう研究開発など直接モノを作らない従業員の方が多いのです。
神奈川県厚木市。日産テクニカルセンター(住所は伊勢原市)という研究開発の拠点があります。ここを中心に、青山学院大学の跡地や、東名高速厚木インター近くの高層ビルなどに、合計2万人もの社員が勤務することになるそうです。
ここでは、直接のモノ作りはしていません。
このような傾向は続くでしょうね。
利益の大きさでは、モノ作りの拠点より、なにをどのように作るのかという部分の方が何倍も大きいし、重要だからです。
外国にシフトしてもよい簡単な部品などは、最も安く早く作れるところに移管することは明白です。
製造業のあり方も変わってきました。 これはあらゆる国内産業にも参考になると思う。
視る視点を変えると見えないモノも見えてくる。
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