何かって?
消費税を社会保障にあてる「目的税化」することです。
先の総選挙では、大きな政府か小さな政府かという議論がありましたが、税金で運営する役所は小さい方が良いに決まっている。
小生は政治家ではありませんので、自由に思ったことを書きますが、日本は税金を払っていない、あるいは極めて低い税率の人が多すぎる。
所得税の計算にしても、控除等の内容がころころ変わるので、素人が税務署に申告するには面倒すぎるのでやらない。
やらないから内容を知らない。
従い、納税意識も薄い。
大半は給与取得者なので、手取りいくらかしか興味がない。
所得、収入から税を徴収するのは無理があるし、ごまかそうとする。
日本の年金制度は世界に誇れる素晴らしい仕組みでありました。
人口ピラミッドが正三角形のカタチをしていればという注釈が付きます。
30数年前、初めてアメリカを訪問した時の衝撃はかなりのものでした。
豊かな生活とはこういうことなのだと圧倒されたのでした。
しかし、一方で浮浪者(ホームレスなんてシャレた言葉は知らなかった)がたくさんいる社会、殺人や犯罪が多い社会を見て、日本とは違うなと思ったのも事実でした。
現在の日本はどうでしょうか?
ほぼ単一民族国家の日本において、ホームレスがこんなに多くなるとは誰が予測したのでしょうか?
殺人事件も毎日のように報道されている。
(アメリカでは殺人事件など多すぎてニュースにもならないことが多い)
このまま進んでいったら、無年金者が続出します。
人間の幸せとはいろいろ考え方ありますが、ひとつは老後を安心して暮らせる社会ではないでしょうか。
税金の無駄使いは徹底的に監視し、排除する必要があります。
役人天国は峠を越えました。北海道では、基本給一律10パーセント下げる方向で議論が始まりました。
地方公務員の待遇も各地でやり玉に上がるようになりました。
それはそれとして、集めた税金を何に使うかということです。
小生は、消費税を全額社会保障にあてることは賛成です。
日本は岐路に立っていますね。
弱肉強食のアメリカ型社会。自分の生活は自分で作る守る。
欧州、特に北欧の人口が少ない国のような、高い消費税だが、老後の心配はないという社会保障充実型国家にするか。
人口1億を越える国で北欧国家のような政策が取れたらすごいことでしょう。
そう単純ではないでしょう。日本は独自のやり方になるでしょうが、基本的な考え方を決めなくてはならない時代に入りました。
消費税を上げると、内閣のひとつやふたつ飛ぶと云われましたが、それは当然です。
財政が足りないから、借金の返済のために増税することは止めさせなくていけません。
無駄な税金の使い方は徹底的に監視しなくてはいけません。
政治家のレベルは選挙民のレベル
だからね。
こういう問題がどんどん議論されることを期待しています。
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