売上は目的なのか手段なのか?
利益は目的なのか手段なのか?
売上目標○○○!
目標店舗数○○○!
これらはみな目的ではなく手段だろうと思うのです。
利益が無ければ会社は存続しません。
だから利益が目標かというとそれだけではありませんね。
同様に無洗米とはなんのためあるのだろう?
国産のコメをよりたくさん消費してもらいたい。
自給できるコメ消費拡大のお役に立ちたい。
役所が予算付けて「コメ消費拡大運動」をしてもそんなに簡単に増えるものではありません。
民間の知恵と努力が一番大切でしょう。
そういう意味ではコメの購買選択肢を広げた「無洗米」なるものは大いに貢献したと思います。
小生の持論である需要は創るものということを実現したわけですからたいしたものです。
これは機械メーカーの知恵と努力が大きいですね。
先輩メーカーに敬意を表します。
そこで、
無洗米がどういう位置づけか?
完成されたものなのか?
小生はまだまだと理解しています。
コメをもっと食べてもらう、使ってもらう、購入する動機を増やす。
それには民間の知恵と競争によって実現できてゆくものだと思うのです。
いろいろな考え方があってよい。
いろいろな技術があってよい。
無洗米は目的でなく手段のひとつです。
その手段のために過大設備投資をしたら自らの企業の首を絞めるようなものです。
目的と手段を冷静に判断したいものです。
ひとつ事例を紹介。
あるネット通販の会社です。
お客様が注文してから精米や調整して出荷します。
同じコメですが、弊社方式の無洗米、そして通常白米、7分搗き、5分搗き、3分搗き、玄米と選べるようになっています。
なんと6通りなのです。
①無洗米
②白米
③分搗きと玄米
この分類で分けると三分の一位になるかな。
選択の幅が広がったのです。
どんどん伸びています。
ビックリです。
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市川 稔
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