市川稔の米(マイ)情報

いわきの朝

偶然か必然か

たまたまとういか、福島第一原子力発電所の視察を申し込んでいたところ、3月12日になりました。

半年以上前です。

視察は時間が決まっています。

10時~14時なので、いわき市に宿泊の場合は9時に出なければなりません。

当日では間に合わないので、前日からということに。

今年は3:11が日曜日になりました。

日本国政府主催の東日本大震災追悼式。

被災地各地で同時進行で開催されています。

いわき市では461名の方が亡くなっています。

町田商工会議所として、いわき商工会議所にお願いして16名で参列してきました。



到着時間は1時間余裕持って「特急ひたち」に乗車したのですが、水戸駅で起きた信号故障のために数駅手前で停車。

復旧の見通し立たないというアナウンス。

停車した駅で普通列車に乗り換えろという・・・。

通勤電車のような感じ(笑)

走り出してすぐ、信号故障は復旧したという。

???

水戸駅に到着、そして普通列車の後を走行してきた特急が数分後に水戸駅に到着。

案内はないが、慌てて階段のぼり、おりて再度同じ特急に乗車。

自分の席に戻ると、置き忘れてきた飲み物がありました(笑)

あれは、いったいなんだったのだろう???

59分遅れで「いわき」に到着。

特急料金の払い戻しは60分以上の遅れの場合だという(笑)

タクシーで急いで追悼式の会場に向かい参列。

献花もさせていただきました。




市長もわざわざ我々のところに来てくださり、歓迎のご挨拶をいただきました。


夕食懇談会は「きむらや」さんという日本料理店で。

いわき商工会議所から、会頭、専務理事、理事・事務局長の3名、日曜日にも関わらず参加してくださいました。

極めて有意義な懇談会になりました。

いわき市というところは特別なところであります。

失礼ながら東京や神奈川にいるとあまり縁がない地域。

面積は東京23区の倍、四国の香川県とほぼ同じ面積。

原発事故受けて避難した人、逃げた人たくさんおられます。

いわき市だけて2万1千人受け入れているそうです。

被災地でありながら人口が増えた。

現状の人口は35万人くらいですが、住民票移していない人が2万人はいるとか。

東北では人口ダントツの仙台に次いで2番目ということになります。

「きむらや」さんは浪江町と富岡町で料理店をしておりました。

2軒とも津波被害に合い、営業が出来なくなりました。

大変なご苦労ありましたが、いわき市内に店舗を構えたのです。

そのいきさつを「女将」に語っていただきました。

現地に行き、生の声を聞く。


それがすごく大事だと思っています。






福島県産農産物、水産物はまだ風評被害があります。


今回の視察団は、現場見て感じたこと、風評被害を少しでも和らげることに貢献出来ればと思います。


原発事故被災地、被災者には莫大な補償がされています。

津波被害はわずかな補償。

ここにも大きな矛盾が隠されています。

簡単には語れませんが、それだけ大きな問題になったということは事実です。



今日は18名で原発事故被災地に足を運び、福島第一原子力発電所を訪問視察してまいります。

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