ここで、家庭用のお米のことも書いておきたい
当時は食管法の中で自主流通米制度というのはありましたが、自由にお米を選べるという環境ではありませんでした
まして、特定の生産者と直接取引することなど出来ない
米会社の役割というのはユーザーや消費者のニーズを汲んで商品化するもの
という風に小生は理解していたが
実際はなかなか難しいものでした
当時からわたしは「産地・銘柄」で販売することに疑問符持っていて
米は田んぼでとれるが、精米は精米工場の役目と思っていた
自社ブランドで「商品化」することが必要であると
そこで、考え抜いて商品化した
パッケージ、米袋というのは表示義務があり、表面の三分の一以上の大きさに
販売会社、連絡先、原料名など表示することが決まっていて
これではデザイン化が難しい
そこで一計を案じたのは
表と裏
裏面にデザインしてそちらを上にして陳列する
漢字をデザインし
無限
一九一八(いちきゅういちはち)
誂(あつらえ)
極(きわみ)
舌鼓
など
当時の会社案内から写真を
米袋をデザイン化した魁であると思う
続く