魚の消費が減っている。
特に、家庭内消費。
データはいろいろあるが、今一つピンと来ない。
ある、百貨店の方と話していて。
「生鮮魚介類の売上がこの10年で半分になった」
え~、この10年でですか?
そのデパ地下はかなりの売上あり。
生鮮3品の中で魚だけが減っている。
肉類、野菜類はほぼ横ばい。
惣菜に移っていることも大きい。
魚離れ
単価上昇
調理しなくなっている
いろいろあるが、
一番の原因は世帯人数の減少と高齢化でしょう。
特に、デパ地下はスーパーに比べて、高級品、値段も高めなので高齢者の利用が多い。
以前は、捌いていない魚、5匹でいくらみたいな売り方、買い方でありましたが、
今ではそういうことない。
魚を買って、その場でブロックにしてもらったり、刺身にしてもらったり、内臓を取ってもらったり。
そういうサービスのところが人気だ。
それにしても、
10年で半分というのは衝撃的現場の事実。
魚離れは米離れに通じている。
お米の家庭内消費も似たようなもの。
そして、買い方も変わってきている。
大きなトレンドをしっかり認識し、自社で打てる手を打つ。
時代はどんどん変わって行きます。
データ
都道府県別消費ランキング
ずいぶん、差があるのですね。トップ青森の沖縄は三分の一、鹿児島は半分。
水産庁 水産物の消費動向
農水省 急速に進む「魚離れ」
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