市川稔の米(マイ)情報

コンビニの進化から(2)

日本で独特の進化を続けているコンビニエンスストア。

大手数社でマーケットの大半を占める。

12月21日に書いたのでその第二弾。

ローソンはインドネシア、中国に今後10年でそれぞれ1万店作ると発表している。

ファミマは海外展開が早く、2009年には国内店舗数を上回り、2012年はグローバールで2万店突破だそうだ。

韓国、台湾に強い。


一方、業界のトップであるセブンイレブンはどうか?

こちらは国内マーケットでもまだまだ真空マーケットがあると判断している。

客層に合わせて品揃えやサービス内容など進化させてゆく作戦だ。

国内店舗数13千店強を10年後に3万店にする計画。

コンビニは各社ともそうだが、新規出店の半分くらい閉店がある。

その結果、純増数でみることになる。

末端ではかなりの競争で大変なことになっていることがわかる。


セブンの店をじっくりみるといろいろなことがわかります。

簡単に言えば、PB商品、自社企画商品を増やし続けています。

おにぎり、弁当、おでん、サンドイッチ、菓子パンなどは一番早かった。

お菓子類、インスタントラーメン、スイーツや和菓子も。

小売とメーカーの戦い。

メーカーのブランドはますます小さくなる。

小売のブランドが上になるように仕掛けている。


内情は熾烈なものです。


国内店舗数3万店になればますますその傾向が強くなる。


個人商店は絶滅の危機。


小生はずっと前から云い続けているが、

自社商品、

オリジナル商品、

自社売り場



を持たなければだめだと。


コンビニの進化からも世の中の変化がわかる。

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