減反ともいう。
簡単に言えば、生産調整に協力すれば〇〇の補助金あるよ。
協力しなければその補償はないが、自由に作り販売してもよい。
財務省は主食用米補償の10a15,000円は全額廃止を主張し、
政府(農水省)案は、認定農家など主業農家に絞り、26年は半額以下にすると言い、
だが、ここにきて政府・自民党は減額して一律にする案が再浮上しているとか。
この3年、その補償の金があまりに大きくなったので農家は錯覚していました。
もらえるものはもらっておく。
たいていそのように言います。
でも、これがくせものでありまして。
現金が直接口座に振り込まれてくるのだから。
錯覚するね。
簡単な話しが、
大規模農家は直接売り先を開拓しているところが多い。
売り先も、
秋に現金化のために売る(地元集荷業者など)
直接消費者や業務店に売る
NET通販などで直接売る
米販売会社に売る
JAに売る
米市場で売る
タダであげる
売り先、売ることをなにもやってこなかった生産者。
コンバインで刈取りしたら、JAのカントリーエレベーターに直行して籾を預ける。
籾0000kg入庫。
自分で食べる米(飯米という)もカントリーからいろいろな人が作った米が混ざったものを受け取る仕組みだ。
カントリーに入ったらタンク1本特別にしてもらわない限り出来ません。
JAの米=品種は同じだがブレンド米
(スーパーで販売されているコメの大半はこれ)
生産調整が自由になったら?
補助金、補償金も減額
相場も下落
水田でなにを作るか?
平地と中山間地ではやり方異なる。
ただ、これだけは言える。
売り先を持って作ってきたか?
その年に1俵100円高く買ってくれるところに出すような売り方。
相場だけで売る先を変えてきた。
そういうところはこうなると厳しいね。
小生は、取引のある米生産者に何度もそのことを話してきました。
生産者ブランドで販売するということは、来年もつながる可能性大。
(弊社の売り方)
産地・品種だけの販売では相場で決まる。
来年の保証はない。
来年につながる売り方が出来るかどうか?
フル作付しても売ることが出来るかどうか?
そこで大きな差が開きます。
特別な米を作れるかどうか?
低コストで米を作れるか?
一般の米と明らかに差があるかどうか。
どっちを向いて仕事するか?
小生云うところの「官製マーケット」から距離をおくことがよいのではと思う。
小生の会社のような「米販売会社」はもっと大変なことになります。
これは別の機会に。
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