放送は3年かけて行った。
昨晩、最終回が放送されました。
司馬遼太郎さんの作品。
司馬さんの小説は読んでいると引き込まれてゆく魅力がある。
坂の上の雲は明治という時代に西欧の列強と近代国家を作ろうという日本がどう向き合うか。
青年が自分と国家というものを同一視しているなど実に興味深い。
日本でいう「明治」の時代はアジアはほとんどが植民地となっていた。
白人社会、当時の先進国に視察に行った日本人は日本の進路を考えた。
富国強兵・殖産興業
(こういうことも知らない現代日本人が多いのだろうな)
日清、日露戦争もやった。
坂の上の雲の背景になっている日露戦争に日本が負けていたらその後の日本の姿はまったく違うものになっていただろう。
アジアで独立国として軍隊を整備した日本という国はその時代極めて稀なことであった。
白人社会と黄色人種は対等ではない。
まして、ロシアと戦争するなど考えられないことであった。
話しは飛躍するが、税と社会保障の改革とか分かりにくい言葉を使っているが、
要するに、日本人の年齢構造の変化で従来の仕組みでは年金も医療も破たんすることが明確。(破たんしている)
増税するかしないか?
増税するしかないが、その前に税金で食っている人達への痛みが先決だろうという世論。
あたりまえの論理だが、それをやらない、先送りにしている。
現政府は09年の衆議院選挙で大勝した民主党が柱だ。
その時の公約というかマニフェストに掲げたことはほとんど実行出来ていない。
まして、マニフェストにはない増税を先行して議論していることに矛盾がある。
なんで、坂の上の雲の話しから現在に飛ぶか?
日本における「国民」という概念は明治になってから。
現在の日本国憲法は戦争に負けた直後にGHQが1週間で書き上げたというシロモノ。
戦争は永久に放棄するとある。
増税より、国のために戦争に行けという方が比較にならないほど重たいのではないか?
政治は国民に厳しいことを言わねばならない。
30数兆の税金で90兆超える予算を組み続けたらどうなるか明白ではないか。
もらうことばかり考えている国民が多くなれば国は破たんする。
賢明な日本人よ、そろそろ目を覚ます時ではないか。
話しが脱線してしまいました。
スイマセン。
坂の上の雲
NHK 坂の上の雲
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