生鮮品も拡充して行く。
加工食品メーカーなど内心穏やかではない。
たとえばポテトチップス。
国内市場は大手メーカーの独占状態。
最大手にPBを作らせる。
メーカーからすれば自社ブランドではなくなります。
価格も当然引下げ。
冷凍ギョーザもカップ麺もシェアNO1の会社がPBを受けている。
これはメーカーにとって大きなジレンマになっているに違いない。
メーカーは自らの首を徐々に徐々に締めて行くことになるだろう。
ブランドと価格決定権というものは経営の基になるものだ。
クルマの販売をしている友人と話をしていた。
国産メーカーは正規ディーラーへの新車卸価格は約7掛けとのこと。
部品は約5掛け。
(余談ながら、クルマを修理に出すとすぐに部品交換と言われるのはそのせい)
業販といって、業者への卸価格はすごく高く設定している。
自らの販売網を守るためだ。
ブランドはもちろんのこと価格を守るためにそうしている。
なので国内ではすべてのメーカーのものを扱うメガディーラーは育たなかった。
対照的なのは家電メーカー。
ブランドは守ったものの価格決定権を失い悲惨な状態になっている。
今度はブランドの争いになる。
メーカーにとってブランドとは命に等しい。
いかに大メーカーといえどもブランドを失えば終了だ。
視点を変えて、
小企業が大企業と戦える業種はどんなものがあるでしょう?
街の不動産屋というビジネスも大企業には出来ないだろう。
中古車販売も大手と同じオークション会場で仕入れるので中小にチャンスある。
飲食店も激戦だが大いにチャンスある。
小生がなりわいとしているコメビジネス。
どんな大きな米卸と比較しても仕入は負けない。
仕入に規模のメリットがない業種は小企業が生きる道はある。
反対に規模が大きくとも利益を出しにくい業界でもある。
米卸、米屋が激減したのは既得権に甘えたことに決定的な要因がある。
流通の変化に対応すると同時に、ブランドというものを再確認したい。
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