と言っても、ごく一部の地域でありますが。
人に会って話すことがすごく大切。
昨日書いた「フェイスTOフェイス」ということです。
さて、今日の本題に。
コメはほんとうに無いのかとよく聞かれます。
余っているコメ、遊んでいるコメは少ないのは確かでしょう。
一番の原因は何か?
戸別所得補償制度に伴う新規需要米の影響が一番大きいでしょうね。
米粉 8万
エサ用 8万
加工用 2万
それぞれ10aあたりの補償額です。
ちなみに主食用は15000円。
フル作付していた(減反していない)農家が損得勘定でそちらに移行した。
一番の例は大潟村ですね。
およそ8割の農家が新制度に乗っかってしまった。
福島や千葉、青森などもフル作付の農家かなりあった。
この数字は大きいでしょう。
二番目は昨年の作況指数より獲れていないこと。
これもあちこちで聞くことです。
三番目は全農集荷が前年より1割くらい減ったこと。
四番目は直接取引が増え行先が決まっているものが多いということでしょう。
小生に云わせれば米粉市場や加工米市場は
官製市場
これが民間市場を壊している。
米粉にする米は作ったが「米粉」そのものはそんなに売れない。
どうなるか?
大量の玄米在庫が残ることになる。
10aあたり8万もらっているので極端に言えば米代はタダでもよいということに・・・・・
それでまた24年産を作るって???
税金投入してムダなことをしている。
うるち玄米のスポット取引は玉不足で高騰しているが、もち米は暴落している。
なぜか?
加工用米でのもち米生産が増えたためだと小生はみる。
通常の価格では実需者は馬鹿らしくて買えない。
これも「官製市場」だ。
税金というか政府の借金というか、そういう公的資金を投入してできたマーケットを官製市場と呼ぶことにする。
これはいつまでも続きません。
官製市場をあてにしてはいけません。
ひとつだけはっきりしていることがあります。
人間というものは「お金」をもらってしまうと精神が狂ってしまう。
普通、もらえるものはもらっておくという考えになる。
この発想が精神を狂わせる。
もらうのがあたりまえになったら怖いですよ。
そして、
官製市場が民間市場を壊す。
官製市場から離れたところでビジネスすることだ。
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