市川稔の米(マイ)情報

顧客視点

これは実に難しいのです。

小売業では特に大事なことです。

ある例題から、

量販店に勤めるパート社員です。
日配品の売場を担当しています。開店前に品出しをして売場をきれいに揃えます。

毎日たくさん売れる牛乳があります。

前日在庫がゼロということは少ないので、前日の分を外して本日入荷した商品を棚の奥から陳列し、一番手前に前日の在庫分を並べます。
今日は昨日天気も悪かったし前日在庫が多いなぁと思いつつ・・・。

日付の古い商品から販売したいからです。

これはこれで普通の仕事でしょう。

問題はここから・・・

そのパート社員は受け持ちの仕事を終えました。

帰り際に買い物をしようと店の表から入りました。

そうだ、牛乳を買って帰ろう。

なんのためらいもなく奥に陳列した日付の新しい牛乳を買い物カゴに入れました。


さて、この行為をあなたはどう考えますか?



仕事として売る側の視点と顧客として買う側の視点とでは同じ人間でも発想が逆になることが多い。


答えはいろいろです。

また、どのようにしたらよいでしょうか?


頭の体操  

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コメント一覧

北のあざらし
後出しじゃんけんみたいですが、自分なりに整理してみました。

1. 消費者(買う側)の利益となるように。
2. 資源をムダにしないように。

を両立できるのは、KUMASYU さんの案「価格に差をつける」だと思いました。
kumasyu
結局、価格
白米も、
精米したてのほうが美味しい
という理由で、
精米年月日を見て
新しいものから買われていくのでしょうか。

牛乳ほどではないでしょうが、
ありそうな気がします。

このような問題は
処分期限を勘案して
「価格に差をつける」しか
解答がないのではないでしょうか。

シビア過ぎますか。
市川 稔
いろいろ考えることが大切
イルカさん、タカボーさん

難しい問題ですね~

数学と違って答えはひとつではありません。

どうしたら顧客視点に立てるか?

そのことを突き詰めることが大切かな~と。
タカボ~
面白い問題ですね~!
これは難しいですが面白い問題ですね~!無い知恵で色々と考えました。私なりの答えは「牛乳は日付の新しい物を前にして古いのを後ろにするか処分する」という答えです。「お客様の立場を考えろ」とか「お客様の喜ぶ事を考えて行動しろ」とかを考えるとこの答えになりました。リスクも沢山ありますがそれらは売る側の立場です。他店もなかなかできないことだからこれは“評判”になるのでは!
南のイルカ
物を大事にしましょう
最近、2-3度ですが、目に付きます。新聞のペ-ジの一面を使って「家では古い牛乳から使うのに、お店では新しい牛乳を買っていませんか?」と言う「キャッチコピ-」の広告です。広告主は牛乳協会ではなかったと思います。(よく覚えていませんが、公共広告機構だったような・・・)んんん~~~ん、言わんとする事はわかりますが、行動となると難しいですね。見込み生産とセルフサ-ビスに問題があるような気がしています。
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