全農秋田の事件で、補助金の不正受給のことが明るみになりましたが、在庫の米に対して金利や倉庫代に補助金が出ていることが分かりました。
米の販売も自由化が進み、生産量の半分以上はJAなどに出荷しないで販売しているのが実情です。
それらの大半は収穫された秋に販売してしまうことが多いですね。
それらの直接販売というか、直接流通があるので、米販売業界は新米が出回る時期から翌年2月、3月頃まで売れ行きが落ちるということが通常になってしまいました。
米は自由化が進んでいますが、生産に近いところ、いわゆる川上ほど自由化されていません。
米の販売業界は卸売りも小売も、必要な時に必要なものを必要なだけ仕入れているところが多いです。
しかし、民間の産地集荷業者は秋の相場で現金で買い入れます。
金利や倉庫代、更には相場リスクをも背負うわけです。
これはかなりリスキーな商売というか、ポジションになってしまいました。
米の先物相場も開設されるようですが、果たしてどのような役割を持つのか楽しみでもあります。
さて、小生は相場に左右されない商いを目指しています。
弊社の場合は、米の取扱量の大半は米生産者との直接取引きで行っています。
お互いの信頼関係を第一に。そして長ーい取引を前提としています。
目先に一喜一憂しないですむようにしたいと思っています。
ですから、取引価格もよほどの変動がないと変えません。
特別な米を商品化する
さぁ、これからの時期、梅雨時から夏場にかけてが一番の勝負ところです。
相場に右往左往することなく、しっかりとした商いで、お客様の信頼を頂けるようにしたいと思っているところです。
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