市川稔の米(マイ)情報

挫折と絶望

ツイッターのつぶややきに

「挫折と絶望」

の体験がない者は人間の深みがない。

そのような言葉がありました。

一瞬にして自宅や店舗、船や機械など津波に持って行かれた人。

親を亡くした子供。

子供を亡くした親。

家族や肉親を亡くした人。

まさに、挫折と絶望だろう。

何も悪いことしていないと天を恨むだろう。

地震・津波による東電の原発事故。

大量の放射性物質が飛散したことを後から知ることになる。

着の身着のまま避難した住民。

職を失い、子供は知らない土地での転校を余儀なくされる。

帰ることができるのだろうか?

まさに、挫折と絶望感に襲われるだろう。

自分の責任でない場合は特にその思いが強いに相違ない。


ある日突然末期ガンの宣告を受ける。

人間の命は誰でも終わりが来ることは頭で理解していても挫折と絶望だ。

身に覚えのない罪で逮捕され激しい尋問で偽の供述書にサインし無実ながら刑務所に収監される。

挫折と絶望以外にないだろう。

中小企業経営者は倒産のリスクを抱えている。

受注型企業では得意先の倒産により連鎖倒産ということもある。

景気の波に飲まれ受注が激減し、社長家族は無給で働き力尽きて倒産という事例もたくさんある。

失われた20年という現在は販売不振が倒産原因の一番だ。

お金の苦労もしたものでなければわからない。

小生は17年前に味わった。


もうひとつ、

挫折と絶望の極みがある。

それは一番信頼していた人に裏切られることだ。

味方と思っていたら敵になっていた。

自分が信頼していればいるほどその絶望感は大きい。

小生はこれも経験あります~


現実とは非情なものであります。


でも、でも、でも、

もしもその挫折と絶望から立ち直ることができたら人間として一回りも二回りも大きくなるだろう

苦難は幸福の門

という言葉もあります。


人には言えない苦しみを抱えている人は世の中にたくさんいます。


軽々云えることではありませんが、

挫折と絶望を乗り越えることができた時には100倍の達成感が待っている。


今朝はなぜかそんなことが頭をよぎったのでありました。

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コメント一覧

娘1
17年前だった。私は高校生だった。夜中お父さんが起きていて机に向かって書き物をしていたことを今でも覚えています。色々あったからこその今で、だからこそ家族の絆も強くなったのではないかと思います。
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