市川稔の米(マイ)情報

備蓄米、新制度

農水省は9日に開いた、食料農業農村審議会の食糧部会でコメの備蓄制度の見直し案を提示した。

従来は上限100万トンの政府備蓄で在庫減少分だけ買い入れることができた。

古米が主食用に出回るので需給はあまり改善されない。

新方式は、毎年20万トンづつ買い上げ在庫は100万トンとするが、買った分だけ飼料用として売却するというもの。

これはひとつの方向としてよいと思う。

しかし、

飼料米生産として10aあたり8万円補助するというものへ大きな影響あるだろう。

20万トン買い上げはどこから買うのか?

これも調整が難しいかな。

どちらにしても穀物備蓄というものは世界各国で頭を悩ませる。


ん、と思ったのは

新聞記事の最後に、

コメ農家支援を更に強化する

ような書き方だった。


コメ農家のためにやるのではなく、国民のためにやるのではなかろうか。

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