6月という響きは米販売関係者にとってはそろそろという感じがあります。
何かって?
米生産地にとっては在庫の問題、いわゆる売れ行きが気になるのであります。
もういくつ寝るとお正月♪ではありませんが、
新米の声が聞こえてくるのであります。
早場地帯では8月のお盆の頃から。
関東でも千葉や茨城は8月後半から9月には最盛期を迎えるのであります。
今度の政策では「売れる産地」は米を作れる。
「売れない産地」は米を作れない。
そんな中、理不尽なことが起きている。
有名米産地の最大の顧客はどこか?
新潟、秋田、福島など大産地の最大の顧客は政府というおかしな現象が起きているのであります。
これっておかしいとは思いませんか?
ここではデータは示しませんがこれは事実です。
小生は独自の米流通を目指します。
専業米農家、いわゆるプロ農家と直接の取り組みです。
米問題というものはいろいろな見方が出来ますが、小生は在庫リスクをどこが持つかということが一番だと思うのです。
小生が経営する米会社はプロ農家との直接取引、契約栽培が中心です。
お互い在庫リスクを持ち経営しています。
もちろん、弊社は買取契約をします。
それが存在理由のひとつだと思っているからです。
販売チャネルを多様に持つことも需要なことです。
米は生産も流通も微妙に「官」が絡むし、農業問題とか世界の食糧問題とかと議論を一緒にしてしまうのでややこしくなるのです。
大事なことは「個々の経営問題」であって、官頼りの姿勢ではよい商品は出来ません。
どこを向いて仕事をするるか?
それは「マーケット」であり「顧客」であります。
もちろん小生がいつも言う、自社のポジションをしっかりと見極めておかねばなりません。悪いポジションで顧客の言いなりになったら最悪です。
さぁ、後半戦のスタートです。
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杉村 敏夫
市川 稔
杉村 敏夫
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