大阪から日本をみる？

今回の大阪の選挙は日本をみる上ですごく参考になりました。


国政は、１党だけ強で、他は弱みたいな・・・


大阪府知事選挙、大阪市長選挙が同時に行われました。

投票率はおよそ5割。


まぁ、巨大都市としては高い方で、前回より10ポイント低い。


NHK


大阪は「橋下劇場」を見物していました、もう8年近くになるのか。


府知事から市長に。

2重行政解消、無駄削減。

大阪、どうしょうもないと。


都構想で住民投票やったが負けた。

橋下氏は政治の世界から引退すると宣言。


でも、昨日の選挙後の話しでは「一旦、引退する」みたいなことになり（笑）

一旦？？？？？

国政に出るでしょう、たぶん。


戦略、戦術がすごいな。


維新の党は、大阪関係が抜けて・・・


大阪関係で解党宣言したり・・・

かたや、無効だと言い・・・


大阪関係が抜けた「維新の党」は正直、もぬけの殻状態でしょう。


民主と合流を目指すが、次の選挙の展望が開けない。


「今期限り」みたいになっちまう。



かたや、大阪は。


府知事選、市長選に圧勝！


東京にいると理解不能ですね。


大阪以外、関西以外は理解不能なのでは？


これには、巧妙な戦略があり。


有権者の支持を得るには、悪役や標的が必要。


大阪には、東京コンプレックスがあり・・・・

そこの心理をうまくついているというか。


副首都、あるいは都構想などその典型でしょう。


選挙は、大阪府であり大阪市なわけだから、全国の有権者の支持を得る必要はない。


自民党もだらしない。

維新に対抗するために、共産党とも組むなんて。

自民支持層も維新にかなり流れたそうだ。



大阪の有権者の支持を得れば当選、選挙には勝つ。


それでよいわけでありまして。


有権者がなにを望んでいるか？


ビジネスの世界で云う「マーケットイン」の考え方。


潜在意識に響く言葉、内容。


ここの「ツボ」が分かった政治家は一気にトップに登りつめることがある。


橋下氏はそれができる政治家かも知れない。



大阪から、一気に全国区になるかも知れない。


ちょいと怖いけどね。



自民も安泰じゃないよ。





東京コンプレックス戦略