市川稔の米(マイ)情報

木を植える男

ずいぶん前のことですが「木を植える男」というビデオを戴いたことがあります。
幾代も続く老舗のオーナー経営者からでした。

アニメで製作してあるものでした。

髭をたくわえた大男が山で一人で暮らしている。

来る日も来る日もただ木を植え続けている・・・

その時は「なんでこんなビデオをわざわざ送ってくれたのだろう?」とそんなに深い意味は分りませんでした。

今になれば、
木を植える行為というものは崇高なものだと理解できるようになりました。

中国のことを書きましたが、ほかの国でもそういうところはたくさんあります。

大自然の力というものはとうてい人間が変えることはできません。

しかし自然を守る手助けは人間の小さな力でも出来ることはあります。

牡蠣礼賛にも書かれていましたが、

森は海の恋人なのです。

近海の美味しい魚を食べることができるのも森の力に負うところが大きいわけです。

木を植える

この行為はすべてに通じることではないかと思います。

目先の利を追わず、幾代も先が良くなるように。

木が森になる。針葉樹と広葉樹両方必要なのですね。

葉が落ちいつかは土になる。山を守るのだ。

雨や雪が降り山からは水が流れる。その水にはミネラルをたくさん含んでいるのです。

山があり川があり「田んぼ」が広がっている日本の原風景とは実は偉大な先人達の賜物ではないでしょうか。

経済だけが優先することは判断を間違うことになりますね。


木を植える


なんと素敵なことでしょう。

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コメント一覧

杉村 敏夫
「縄文杉」はすべてお見通し
http://www.subaru25.com
私は昭和30年代の中頃、鹿児島県の屋久島に2回行くご縁がありました。当時は「縄文杉」という言葉はなかったと思います。樹齢100年以上の杉を「屋久杉」と称していて、営林署はまだどんどんj切り出していました。しかし各大学の調査隊が入りこんでいました。縄文杉という言葉にはとても神秘的で畏敬の念を持ちます。縄文杉はすべてお見通しと思います。

その後、富良野の東大演習林に興味が出てきました。自然の摂理には素直に従いたいと思っています。
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