ほとんど録画しておいたものを好きな時間に観る。
最終回だけは昨晩観ました。
山崎豊子さんの作品は長編ものが多い。
徹底的に取材をするそうですが、不毛地帯のような、どちらかと言えば男社会の内情、心理を詳しく表現していゆくこともすごい。
映画化、ドラマ化されていますが、今回はフジテレビ開局50周年記念という気合の入れようで制作された。
不毛地帯 フジテレビ
瀬島龍三氏をモデルにしたと言われている。
ドラマでは毎回冒頭にフィクションであり、似ていることがあるとしても、あくまでドラマであることを流していた。
モデルになった瀬島龍三氏については評価は分かれるところですが、小生は分厚い幾山河も持っているし、祖国再生も持っている。
持っているという表現は、もちろん読んだことはありますが、歴史的に持っておきたい本だから本棚にあるという意味もあります。
大東亜戦争の参謀であったことが後にいろいろ言われることもありますが、シベリア抑留11年は国内の刑務所に入るとは比較にならない体験だ。
人間が一番こたえるのは空腹だという。
空腹、重労働、極寒、絶望。
これ以上の苦痛はあろうか。
抑留という表現だが、実際は国際法違反の強制連行、拉致であります。
ドラマは抑留後の商社時代をメインにしました。
この方が面白く見せることができるからでしょう。
女性が見るドラマとしては(?)がありましたので視聴率はイマイチであったようですが、家内も娘が夢中になって見ていたのが不思議でした。
それにしても俳優さんの演技はうまいなぁと感心したのでありました。
いろいろ考えさせられるし、またひとつ勉強になりました。
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