市川稔の米(マイ)情報

真実を述べよ(3)

メディアもこの問題を取り上げるようになった。

国会での質問でだんだんと真実が明らかになってくる。

「税と社会保障の一体改革」

これは増え続ける給付に増税した消費税を社会保障費にあてるだけに過ぎない。

GDPの約2倍に膨れ上がっている借金の返済には回らない。


おおむねだが、

国債の利払いだけで国税の25%くらいが飛んでいく。

超低金利だからこれで済むが金利が上がればアウト。


とてもじゃないが一体改革とはほど遠い。


政権を担えばその重要性が分かるというものだ。

人口構造が変わり年齢構造が変わっているのだから当然といえば当然。


問題山積で簡単に論じることは出来ないが、一国民としてはできる人は自分で切り開けと言いたい。

そして政治に関心を持つことだ。


このまま放置すれば将来無年金者が大量に出て社会は悲惨なことになる。

生活保護受けた方がよい社会などまっぴらごめんだ。


経営者感覚で言えば税収を上げるには経済を成長させ、結果として税収が上がるようにする。

税率を上げれば収入増えるのとはイコールではない。

商品価格を値上げすればたいていは数量が減り売上は簡単には増えない。


消費税は税金取る方からみればそのブレが少ないので計算できるというわけだ。


自民党も過去の反省に立ち政策を激変しなければ支持を得られないだろう。

民主党も結党直後はすごくよい政策を掲げていたが09マニフェストが象徴するように実現不可能なバラマキで堕落した。


混乱が続くと国民は不幸になる。


嘆くばかりでは始まらない。

まずは気持ちをしっかり持つこと。

自分のことは自分で切り開くという強い覚悟を持つこと。


今、日本人に欠けているのは「稼ぐ」という感覚ではなかろうか。

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