「自傷行為の理解と援助 ~故意に健康を害する症候群~」
昨日は精神科医の松本俊彦先生の講演を聞いてきました。
驚くことに、若者の1割は自傷経験有り。
でも周囲が気付くのは1/30。
自傷の本当の意味、子どもの自傷を発見した時の声かけや陥りやすい問題など、より実践的で具体的な支援についてお話を聞きました。
『自傷行為とは「身体の痛み」で「心の痛み」にフタをすること。
切っているのは皮膚だけではない。
生き延びるために、つらい感情を意識から切り離しているのだ…。』
切ない話です。
私たち大人はどんなふうに対応したらいいのでしょうか?
「自分のからだを傷つけちゃダメ!」とありきたりのことを言ったり、
「あなたが自分のからだに傷をつけると私の心が痛むの」なんて方便を言ったり、
「自分を大切に」「命を大切に」
などと道徳教育にすり替えないこと。
上から目線でなく、共感しながら、謙虚に、懸念を伝えて、問題を予測して気付きやすくしてあげる。
関係性を継続できるように関わることが大切。
根本のこころの痛みを解消するのには長い時間がかかるもの。
援助する側は有害な反応をしないようにしましょう!
(ビックリ、叱責、過度な同情、見て見ぬ振り)
「Respond medically、not emotionally.」
感情的に反応するな、医学的に(冷静に粛々と)反応せよ。
が大事だそうです。
安心できる居場所、信頼できる大人、同性の友だち
これが必要なんです。
少しでも子ども達の支援ができるよう、これからも学び、実践していきます
昨日は精神科医の松本俊彦先生の講演を聞いてきました。
驚くことに、若者の1割は自傷経験有り。
でも周囲が気付くのは1/30。
自傷の本当の意味、子どもの自傷を発見した時の声かけや陥りやすい問題など、より実践的で具体的な支援についてお話を聞きました。
『自傷行為とは「身体の痛み」で「心の痛み」にフタをすること。
切っているのは皮膚だけではない。
生き延びるために、つらい感情を意識から切り離しているのだ…。』
切ない話です。
私たち大人はどんなふうに対応したらいいのでしょうか?
「自分のからだを傷つけちゃダメ!」とありきたりのことを言ったり、
「あなたが自分のからだに傷をつけると私の心が痛むの」なんて方便を言ったり、
「自分を大切に」「命を大切に」
などと道徳教育にすり替えないこと。
上から目線でなく、共感しながら、謙虚に、懸念を伝えて、問題を予測して気付きやすくしてあげる。
関係性を継続できるように関わることが大切。
根本のこころの痛みを解消するのには長い時間がかかるもの。
援助する側は有害な反応をしないようにしましょう!
(ビックリ、叱責、過度な同情、見て見ぬ振り)
「Respond medically、not emotionally.」
感情的に反応するな、医学的に(冷静に粛々と)反応せよ。
が大事だそうです。
安心できる居場所、信頼できる大人、同性の友だち
これが必要なんです。
少しでも子ども達の支援ができるよう、これからも学び、実践していきます