今朝の中日新聞 読者からの投稿欄
『傘を持ってきてくれた母』 (65才女性)
あれは梅雨のころのことだったろうか。
当時、私は小学校4年生。
放課後、友達が「お母さんが傘を持ってみえたよ」と傘を差し出した。
私は運動場が見渡せる渡り廊下まで一気に走った。
母が小走りに校門を出るところだった。
《あんなこと言うんじゃなかった》
母の後ろ姿を見て、そう後悔した。
数日前、雨が降った日のこと。
傘がなかった私は、教室に備えられていた傘を借りて帰宅した。
そして、「お母ちゃん、みんなのお母さんはねぇ、傘を持って来たんやよ」
と強い口調で言ったのだ。
みんなでもなく、二、三人だったのに。
当時、家庭に電化製品はなく、主婦の忙しさは今と比ぶべくもない。
七人家族の山のような洗濯物は、たらいで手洗い。
炊事も、まきを使っていた。
おまけに自宅で仕事をしていた。
忙しいさなか、往復40分もかけて傘を持って来てくれた。
そのありがたさを、今しみじみ思う。
母にあの頃のことを話してみたい気がするが、今となっては難しいだろう。
母は実家で兄夫婦の手厚い介護を受け、穏やかな日々を過ごしている。
母は今年11月24日、百歳を迎える。
読み終わって涙が溢れて止まらなかった。
このような想いはきっと誰にもあると思う。
子供の頃の母親を独占したい想いや、母の愛。
あんなこと言わなきゃよかった…
その時は素直に謝れないんだけど、大人になった今思い出す。
(昔の母親って、今のようにベタベタと何から何まで手を出すような過保護の愛情じゃなかった。
それは、今思うと忙しかったからなのかな?)
この投稿者のお母様、今年で百歳。
息子さん夫婦の手厚い介護を受けられて穏やかな日々を過ごしている
というところに救われる思いがしました。
感謝は思ってるだけではだめですね。
「ありがとう」って伝えるのは当たり前、それ以上に行動で示さなきゃ!
お母さん、ありがとう
『傘を持ってきてくれた母』 (65才女性)
あれは梅雨のころのことだったろうか。
当時、私は小学校4年生。
放課後、友達が「お母さんが傘を持ってみえたよ」と傘を差し出した。
私は運動場が見渡せる渡り廊下まで一気に走った。
母が小走りに校門を出るところだった。
《あんなこと言うんじゃなかった》
母の後ろ姿を見て、そう後悔した。
数日前、雨が降った日のこと。
傘がなかった私は、教室に備えられていた傘を借りて帰宅した。
そして、「お母ちゃん、みんなのお母さんはねぇ、傘を持って来たんやよ」
と強い口調で言ったのだ。
みんなでもなく、二、三人だったのに。
当時、家庭に電化製品はなく、主婦の忙しさは今と比ぶべくもない。
七人家族の山のような洗濯物は、たらいで手洗い。
炊事も、まきを使っていた。
おまけに自宅で仕事をしていた。
忙しいさなか、往復40分もかけて傘を持って来てくれた。
そのありがたさを、今しみじみ思う。
母にあの頃のことを話してみたい気がするが、今となっては難しいだろう。
母は実家で兄夫婦の手厚い介護を受け、穏やかな日々を過ごしている。
母は今年11月24日、百歳を迎える。
読み終わって涙が溢れて止まらなかった。
このような想いはきっと誰にもあると思う。
子供の頃の母親を独占したい想いや、母の愛。
あんなこと言わなきゃよかった…
その時は素直に謝れないんだけど、大人になった今思い出す。
(昔の母親って、今のようにベタベタと何から何まで手を出すような過保護の愛情じゃなかった。
それは、今思うと忙しかったからなのかな?)
この投稿者のお母様、今年で百歳。
息子さん夫婦の手厚い介護を受けられて穏やかな日々を過ごしている
というところに救われる思いがしました。
感謝は思ってるだけではだめですね。
「ありがとう」って伝えるのは当たり前、それ以上に行動で示さなきゃ!
お母さん、ありがとう
むうみんさんのご家族もあたたかくて仲がいいですね。
中心にいるむうみんさんのお人柄ですね?