身体の景色旗揚げ当初
チラシの絵について書いたもの
◯◯◯
チラシの絵は、
画家・デザイナーの岡野元人さんに依頼しています
岡野元人さんは、僕の父です
昔は色々ありました。
でも、こうして今、一緒に仕事をしています
とても素敵なことだと思います
僕が子供の頃、小学校の算数のドリル、その表紙は親父の絵でした。
ドリル表紙の裏には、絵:岡野元人、とありました。
親父はよく居間で仕事をしていました。
僕が8時だよ全員集合を見ていたりする横で、親父は絵を描いていました。
志村けんへ時折チラリと目をやって、また机上へ戻し描き続けていました。
今思えば良くあの状況で描けていたなあと思います。
僕はCMになると親父の絵をこっそりと眺めます。
愛らしい絵でした。
チラシの絵にも、すこし、その匂いが残っています。
バスのデザイン、
ミハエル・エンデ館(童話館?)の建築デザイン、
それに喫茶店のマッチ、博覧会のポスター、何でもやってました。
親父はお人好しなところがあって、原画を平気で友人知人にあげてしまいます。
ですので、親父の絵は実家には少ないのです。
僕は、僕の舞台を口実によく親父に絵を描いてもらいます。
もちろん原画は僕が保存しています(きっと親父が持っていると人にあげてしまう)。
いつか、親父の個展を開きたいなあ、と思う。
皆さん、岡野元人を宜しくなのです。
親父へのデザイン、絵のご依頼は、身体の景色まで!
◯◯◯
これを書いた一年後 父は他界した
この文章をここに残す
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「羅生門」「魚服記」語り配信中!
最新の画像もっと見る
最近の「公演記録」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事