評価:★★★★★
あの日のあの時間、テレビでバラエティ番組を見ていたら、
突然飛び込んできた報道特別番組。
NYのワールド・トレード・センターに民間旅客機が墜落した!という映像に切り替わった。
高層ビルからは燃えていると思われる黒煙が濛々としていた。
パイロットの操縦ミス?航空機の欠陥故障?
それにしても大都市の真ん中だなんて~恐いな~、珍しいよな~
最近では墜落も結構有ったし、もう飛行機には乗らない方がいいのかな~・・・。
みたいな程度で、何気に流れているニュース映像を見ていたら
、画面の奥から別の小さな飛行機の陰が・・・!と同時にもうひとつのビルに突っ込んだ!!!
え?えぇ~?!うわ~~!!!な、なんなんだ!
どうなっているんだ!!! 実況アナも何か叫んでいたと思います。
以降、これは事故でなく事件であり、米同時多発テロということを知り、
あらゆるニュース番組を見まくった記憶があります。
正直、ものすごく衝撃的な事件であったし、
初めてテロの脅威を感じ背筋が凍るという感覚を覚えた事件でもありました。
実は、非常に不謹慎だとは思いますが、いち映画ファンとして、
正直、過去のどの映画を見てもここまでのスケールで描いたテロ犯罪のシナリオは無かったと思います。
映画のシナリオよりも本物の方が凄いことをやってしまったと思ったし、
その後に衛星放送で観たテロ犯罪映画「マーシャル・ロー」(デンゼル・ワシントン主演)が
子供向けかと思うくらいでした。
さて、本題に入りましょう。「ユナイテッド93」
『米同時多発テロの当日、ハイジャックされた4機の旅客機のうち、
唯一、目的地に到達しなかった“ユナイテッド93便”の機内で起きた物語を再現した衝撃の感動作。
絶望の中で一致団結し、テロリストたちと戦うことを選んだ乗客たちの勇気が胸を打つ』
AM 8:46、アメリカン航空11便 世界貿易センタービル北棟に激突
AM 9:03、ユナイテッド航空175便 世界貿易センタービル南棟に激突
AM 9:37、アメリカン航空77便 バージニア州ペンタゴン国防総省に激突
AM10:03、ユナイテッド航空93便 ペンシルバニア州シャンクスヴィルに墜落
このなかで唯一、目的を達成できなかった『ユナイテッド93便』のことが、
後に「乗客たちのテログループに対しての反撃があった」と発表され、
その詳細がものすごく気になっていたのは事実です。
そこへ持ってきて、この映画の完成を知り、予告編を観たときから、
もう、待ちきれないほどに心が高鳴っている自分がいました。
良かったです!感動しました。
実際の結末は分かっているけれど、そこに至るまでの経過が、
もの凄い緊張感の連続で片時も目を離すことが出来ませんでした。
旅客機内の乗員乗客は全員無名の俳優を起用しているために非常にリアルでした。
またテロリストの描き方に於いても決して劇画調ではないため信憑性が出ていて逆に恐いくらい。
ボストン、ニューアーク、ワシントン、ニューヨークとそれぞれの空港管制塔内のパニック振りや、
軍もこの異常事態に対して情報の行き違いなどで軍事体勢が整えられない。
要するに、今まで全世界の人々が想定も出来なかった事態に陥ってしまったという、
それ位、衝撃的な出来事であった。
監督のポール・グリーングラスが語る・・・
「機内にいた人たちは自分たちの状況が分かっていた。そして極限の選択を迫られていたことも」
「もちろん、今振り返ってみれば、あれは世界が変わった日だと分かる。
あの時、機内にいた人々は自分たちがどういう状況にいたか分かっていた。
そして極限の選択を迫られていたことも。しかし、彼らは素晴らしい勇気をもって
その選択を背負い、決断し、行動に移したんだ」と、乗客たちへの尊敬の念をあらわし、
真摯な思いで映画作りに挑んだことを強く訴えた。
この映画はドキュメンタリー性を出すために、約4500機の航空機の着陸を指示した
連邦航空局(FAA)管制塔のベン・スライニーをはじめ、本物の管制官や軍関係者、
パイロットが重要な役で出演し、当日の様子を正確に再現することに最大限の力を注いだ。
さらに客室乗務員経験者の女優を起用するなど、徹底してリアルな現場作りにこだわったそうです。
ラストで「9,11テロでなくなった人々に捧げる」というテロップが出ます。
この映画はお奨めです。真実を知っておく上でとても貴重な映画だと思います。
そして今年の秋に公開される「ワールド・トレード・センター」(主演二コラス・ケイジ)も関連映画と期待しています。
----------------------------------------------------------
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス
撮影:バリー・アクロイド
音楽:ジョン・パウエル
出演:ハリド・アブダラ/ポリー・アダムス/オパル・アラディン/その他
『ユナイテッド93』オフィシャル・サイト
http://www.united93.jp/
あの日のあの時間、テレビでバラエティ番組を見ていたら、
突然飛び込んできた報道特別番組。
NYのワールド・トレード・センターに民間旅客機が墜落した!という映像に切り替わった。
高層ビルからは燃えていると思われる黒煙が濛々としていた。
パイロットの操縦ミス?航空機の欠陥故障?
それにしても大都市の真ん中だなんて~恐いな~、珍しいよな~
最近では墜落も結構有ったし、もう飛行機には乗らない方がいいのかな~・・・。
みたいな程度で、何気に流れているニュース映像を見ていたら
、画面の奥から別の小さな飛行機の陰が・・・!と同時にもうひとつのビルに突っ込んだ!!!
え?えぇ~?!うわ~~!!!な、なんなんだ!
どうなっているんだ!!! 実況アナも何か叫んでいたと思います。
以降、これは事故でなく事件であり、米同時多発テロということを知り、
あらゆるニュース番組を見まくった記憶があります。
正直、ものすごく衝撃的な事件であったし、
初めてテロの脅威を感じ背筋が凍るという感覚を覚えた事件でもありました。
実は、非常に不謹慎だとは思いますが、いち映画ファンとして、
正直、過去のどの映画を見てもここまでのスケールで描いたテロ犯罪のシナリオは無かったと思います。
映画のシナリオよりも本物の方が凄いことをやってしまったと思ったし、
その後に衛星放送で観たテロ犯罪映画「マーシャル・ロー」(デンゼル・ワシントン主演)が
子供向けかと思うくらいでした。
さて、本題に入りましょう。「ユナイテッド93」
『米同時多発テロの当日、ハイジャックされた4機の旅客機のうち、
唯一、目的地に到達しなかった“ユナイテッド93便”の機内で起きた物語を再現した衝撃の感動作。
絶望の中で一致団結し、テロリストたちと戦うことを選んだ乗客たちの勇気が胸を打つ』
AM 8:46、アメリカン航空11便 世界貿易センタービル北棟に激突
AM 9:03、ユナイテッド航空175便 世界貿易センタービル南棟に激突
AM 9:37、アメリカン航空77便 バージニア州ペンタゴン国防総省に激突
AM10:03、ユナイテッド航空93便 ペンシルバニア州シャンクスヴィルに墜落
このなかで唯一、目的を達成できなかった『ユナイテッド93便』のことが、
後に「乗客たちのテログループに対しての反撃があった」と発表され、
その詳細がものすごく気になっていたのは事実です。
そこへ持ってきて、この映画の完成を知り、予告編を観たときから、
もう、待ちきれないほどに心が高鳴っている自分がいました。
良かったです!感動しました。
実際の結末は分かっているけれど、そこに至るまでの経過が、
もの凄い緊張感の連続で片時も目を離すことが出来ませんでした。
旅客機内の乗員乗客は全員無名の俳優を起用しているために非常にリアルでした。
またテロリストの描き方に於いても決して劇画調ではないため信憑性が出ていて逆に恐いくらい。
ボストン、ニューアーク、ワシントン、ニューヨークとそれぞれの空港管制塔内のパニック振りや、
軍もこの異常事態に対して情報の行き違いなどで軍事体勢が整えられない。
要するに、今まで全世界の人々が想定も出来なかった事態に陥ってしまったという、
それ位、衝撃的な出来事であった。
監督のポール・グリーングラスが語る・・・
「機内にいた人たちは自分たちの状況が分かっていた。そして極限の選択を迫られていたことも」
「もちろん、今振り返ってみれば、あれは世界が変わった日だと分かる。
あの時、機内にいた人々は自分たちがどういう状況にいたか分かっていた。
そして極限の選択を迫られていたことも。しかし、彼らは素晴らしい勇気をもって
その選択を背負い、決断し、行動に移したんだ」と、乗客たちへの尊敬の念をあらわし、
真摯な思いで映画作りに挑んだことを強く訴えた。
この映画はドキュメンタリー性を出すために、約4500機の航空機の着陸を指示した
連邦航空局(FAA)管制塔のベン・スライニーをはじめ、本物の管制官や軍関係者、
パイロットが重要な役で出演し、当日の様子を正確に再現することに最大限の力を注いだ。
さらに客室乗務員経験者の女優を起用するなど、徹底してリアルな現場作りにこだわったそうです。
ラストで「9,11テロでなくなった人々に捧げる」というテロップが出ます。
この映画はお奨めです。真実を知っておく上でとても貴重な映画だと思います。
そして今年の秋に公開される「ワールド・トレード・センター」(主演二コラス・ケイジ)も関連映画と期待しています。
----------------------------------------------------------
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス
撮影:バリー・アクロイド
音楽:ジョン・パウエル
出演:ハリド・アブダラ/ポリー・アダムス/オパル・アラディン/その他
『ユナイテッド93』オフィシャル・サイト
http://www.united93.jp/
客観的に描かれていて、それが良かったと思いました。
あの日、あの時、のんびりTVを見ている自分が非現実でもありました。
実際の現実とは今起きているのですね。
なくならない戦争、紛争、私たち人間はどこへ向かってしまうのか。
忘れてはいけない事件だと強く思いましたね。
「ワールド・トレード・センター」も比較したいと思っています。
そうでなかったら飛行場に引き返すと信じて大人しくテロリストの言い成りになっていたと・・・
「ワールド・トレード・センター」は約作りのために激やせした『ニコラス・ケイジ』の入魂の1作と期待しています。
約作り=役作り
(^_^;)
itukaさんTBありがとうございました。
ご無沙汰していました。確かにあれで世界は(アメリカ)は変わったかもしれないと思いました。
アメリカ政府の「93便は墜落した」という公式見解を基にしてますが、
この事件は日本の新聞・テレビが伝えない事実が沢山あるようですね。
最新の米・調査では約4割の人が政府の9/11への関与を疑っています…。
「2001年9月11日にはテロは起きなかった・・・」とする、
22歳のディラン・エイブリー監督が百万円以下で自主制作した、
9.11 ドキュメンタリー「Loose Change=ルース・チェインジ」が
全世界で波紋を広げてますが、既に二千万人以上がネットで観て話題です。
いまアメリカ国内では「9.11真相解明運動」が高まっていて、
5年目に合わせ、NYで真実運動派の4日間のイベントも開催されます。
英語版なら色んな場所から、2弾=完全版を無料でダウンロードできます。
グーグル版は「911 cover up」410MBと著作権対策の「Recut」827MB。
詳しくは検索で。ZIPの「DVDripConCen」のSRTがグーグル版字幕。
観ると目から鱗が落ちるかもしれません。真実に関心があればお薦めです。
http://www.loosechange911.com/download/trailer.wmv
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1461254