評価:★★★★☆【4,5点】
ありがちな物語も特殊な業種と主人公のキャラによって
こんなにも面白い映画になるんですね(笑)
◇
能天気な高校生活を送ったばかりに、
気づけば大学受験には失敗し、彼女にも去られ、
全てを失って卒業するハメになった平野勇気。
そんな時、
ふと目にしたのはパンフレットの表紙でほほえむ美女。
彼女に会いたいがために、
勇気は1年間の“林業研修プログラム”に参加することに。
こうして向かった先は、
ケータイの電波も届かぬ山奥にある神去(かみさり)村。
しかし、そこに待っていたのは表紙の美女ではなく、
ワイルドで凶暴な先輩・飯田ヨキとあまりにも過酷な林業の現場。
たまらず逃げ出そうとする勇気だったが…。
<allcinema>
◇
本作は林業という今まで映画で取り上げられなかった
とてもめずらしい舞台設定が斬新で興味を持ったのだ。
そしてヒロインが長澤まさみということで
これがワタシの背中を押してくれたのだった(笑)
今や青春コメディを撮らせたら右に出るものはいないだろう。
本作も矢口ワールド全開で5分に1回は笑わせてくれる。
笑いネタも今どきの都会っ子のリアクション満載で
「おー、それ、あるある!」みたいな感じでとても馴染めるのだ(笑)
主人公が1年間の林業研修に於いて成長していくのだが
そこには恋もあってなかなか良く出来ている。
なんだか、アレだね。
「世界ウルルン滞在記」の2時間バージョンを見ているようだ^^
それからラストの別れから、その後の流れは
やはり王道中の王道であり、主人公がふたたび戻ることは
容易に想像できる。
駅ホームでの別れに彼女が来てなくてブルーな気持ちで電車の乗る。
ふと外を見るとバイクにまたがり必死に追いかけてくる彼女。
ありがちな名シーンも、やっぱり映画の世界に入ってしまえば
いとも簡単に普通にウルウルしてしまうんだね~(笑)
【今週のツッコミ】
・ラストの別れのシーンから出戻りするところ。
主人公が自分には林業しかない!と意を決するカットが欲しいところだ。
都会での生活シーンが10分程度あれば完璧だったなー!惜しい。
・すでに使いまわされた感のあるラストの別れ。
しかし、今回は若干うす味な展開だったことから
これは、必ず戻ってくることを暗示してたんだなと思った。
・野人化した伊藤英明もたまにはいいもんだ(笑)
ただ、“鼻ちん”だけは勘弁してほしい^^;
あれがなかったら高感度アップしてたのにー。
・入れ歯を保管するのにキッチンのコップはまずいぞ!
ワタシも過去にお袋のをいちど経験しそうになった(爆)
・鹿の頭部はあそこからどうなるんだろう。
・『テキサス・チェーンソー』のレザーフェイスが
チャップス(保護ズボン)を着用していたのか気になるところ^^
・祭りのシーンで巨大な御神木を滑走させるところ
あれは絶対にCGだと思っていたら御神木に乗ってる染谷将太が
スタントマンに変わっていたところから
これは実写撮影されたんだなーと思った。
ゴールのスタント、あれはヤバすぎる(笑)
・あの平野勇気が自分の意思で田舎に戻って行ったことがすごい!。
1年の研修で嗅覚があんなにも鋭くなるんですね^^
ちなみに、実家に帰ってきた瞬間、匂いに釣られるところ
ハンバーグの匂いでもしてるのかと思ったわ(爆)
-----------------------------------
監督:矢口史靖
脚本:矢口史靖
音楽:野村卓史
出演:染谷将太/長澤まさみ/伊藤英明/優香/西田尚美/光石研/柄本明
『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
ありがちな物語も特殊な業種と主人公のキャラによって
こんなにも面白い映画になるんですね(笑)
◇
能天気な高校生活を送ったばかりに、
気づけば大学受験には失敗し、彼女にも去られ、
全てを失って卒業するハメになった平野勇気。
そんな時、
ふと目にしたのはパンフレットの表紙でほほえむ美女。
彼女に会いたいがために、
勇気は1年間の“林業研修プログラム”に参加することに。
こうして向かった先は、
ケータイの電波も届かぬ山奥にある神去(かみさり)村。
しかし、そこに待っていたのは表紙の美女ではなく、
ワイルドで凶暴な先輩・飯田ヨキとあまりにも過酷な林業の現場。
たまらず逃げ出そうとする勇気だったが…。
<allcinema>
◇
本作は林業という今まで映画で取り上げられなかった
とてもめずらしい舞台設定が斬新で興味を持ったのだ。
そしてヒロインが長澤まさみということで
これがワタシの背中を押してくれたのだった(笑)
今や青春コメディを撮らせたら右に出るものはいないだろう。
本作も矢口ワールド全開で5分に1回は笑わせてくれる。
笑いネタも今どきの都会っ子のリアクション満載で
「おー、それ、あるある!」みたいな感じでとても馴染めるのだ(笑)
主人公が1年間の林業研修に於いて成長していくのだが
そこには恋もあってなかなか良く出来ている。
なんだか、アレだね。
「世界ウルルン滞在記」の2時間バージョンを見ているようだ^^
それからラストの別れから、その後の流れは
やはり王道中の王道であり、主人公がふたたび戻ることは
容易に想像できる。
駅ホームでの別れに彼女が来てなくてブルーな気持ちで電車の乗る。
ふと外を見るとバイクにまたがり必死に追いかけてくる彼女。
ありがちな名シーンも、やっぱり映画の世界に入ってしまえば
いとも簡単に普通にウルウルしてしまうんだね~(笑)
【今週のツッコミ】
・ラストの別れのシーンから出戻りするところ。
主人公が自分には林業しかない!と意を決するカットが欲しいところだ。
都会での生活シーンが10分程度あれば完璧だったなー!惜しい。
・すでに使いまわされた感のあるラストの別れ。
しかし、今回は若干うす味な展開だったことから
これは、必ず戻ってくることを暗示してたんだなと思った。
・野人化した伊藤英明もたまにはいいもんだ(笑)
ただ、“鼻ちん”だけは勘弁してほしい^^;
あれがなかったら高感度アップしてたのにー。
・入れ歯を保管するのにキッチンのコップはまずいぞ!
ワタシも過去にお袋のをいちど経験しそうになった(爆)
・鹿の頭部はあそこからどうなるんだろう。
・『テキサス・チェーンソー』のレザーフェイスが
チャップス(保護ズボン)を着用していたのか気になるところ^^
・祭りのシーンで巨大な御神木を滑走させるところ
あれは絶対にCGだと思っていたら御神木に乗ってる染谷将太が
スタントマンに変わっていたところから
これは実写撮影されたんだなーと思った。
ゴールのスタント、あれはヤバすぎる(笑)
・あの平野勇気が自分の意思で田舎に戻って行ったことがすごい!。
1年の研修で嗅覚があんなにも鋭くなるんですね^^
ちなみに、実家に帰ってきた瞬間、匂いに釣られるところ
ハンバーグの匂いでもしてるのかと思ったわ(爆)
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監督:矢口史靖
脚本:矢口史靖
音楽:野村卓史
出演:染谷将太/長澤まさみ/伊藤英明/優香/西田尚美/光石研/柄本明
『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
林業に真剣に取り組んだからでしょうね。
お祭りのところとか、ヨキ一家のあれこれとか、いちいち面白どころ満載で、単純なんだけどなぜか飽きない魅力でした。
林業って“男の仕事”を前面に出していて逞しい職業ですね。
主人公のいいところは、ちゃらんぽらんだけど素直だったことかな(笑)
下手に感情を押し殺すことしたら可愛くないですからね^^
祭りの前の会合シーンなんて、村の会長さん柄本明が、どこぞの暴力団組長に見えました(爆)
それくらい威圧感ありましたー^^;
伊藤くんの山の兄ちゃんもこれまたよかった!(笑)
ときに、山の神様を巡る(霧の中の)演出は、主人公らの妄想だったんでしょうかね?
にしても、あんなにマムシがうようよしてるのだけはご勘弁です(×_×)
飛び乗ったシーンです(笑)
お~!すげー!
でよく考えたら軽トラックは円を描くように走っていたんでしょうね。
でなきゃ、いくらなんでも追いつくわけがない。
山の神の霧の中の演出、あそこだけ妙に冷気が漂ってましたね(怖)
ワタシは蛇より蜘蛛がダメ^^;