評価★★【2点】(12)
4頭身の老け顔エスターを許容できるか否か。
◆
2007年。
アメリカに暮らすオルブライト家に思いもよらぬ吉報が舞い込む。
それは、4年前に6歳で行方不明になった愛娘のエスターが
無事発見されたというものだった。
しかし、ようやく再会した娘に対し
どうしても違和感を拭えない母親のトリシアだったが…。
<allcinema>
◆
エスター31歳で狂悪な精神疾患を患いホルモン異常で低身長。
14年ぶりの続編に結構期待値上げてたんですが
なにせ前作の出来が良く全編恐怖に震えての鑑賞だったので
大人になりパワーアップしたエスターが見られるんだろな~
だったが、ふたを開けたらまさかの前日譚ではないか!
はあ~?…ってことは前作も31歳ってことになるでしょ。
いやいや、さすがにそれは無理があり過ぎなんじゃないか。
顔だって演じる俳優自体が成長し普通に大人になってるし
額の皴だって年齢相応に刻まれていて、たとえそれが
4年のブランクはあるとしても、6歳までの記憶は残っているはず。
だが、両親はエスターを何のためらいもなく受け入れてしまい
その判断能力にこいつら大丈夫か?と心配になるほどだ。
まあ、いいですよ。
なりすましという設定で続編を企画したんだからそれは仕方ない。
ストーリーも強引さが目立ちおかしな展開になっている。
家に戻ってきたエスターがやっぱりチョット違うと気づく母親。
でも父親が心底喜んでいるのでそのまま一緒に暮らそうとする。
エスターは勘のいい子だから母親の表情や態度を不審に思い
母親だけ毒殺しようとするところから、さらにおかしな方向に。
なんと!母親も高校生の長男と共謀しエスター殺しを計画する。
いや計画じゃなくて来たものを殺す、来た球を打つ!と言った
嘗ての落合監督の選手時代の名セリフが頭をよぎるが(笑)
体裁を取り繕う母親だったが自分の命を狙ってくる
エスターに完全真っ向勝負に出ることで家の中はほぼカオス。
だが、父親はのんきに別室のアトリエで絵画三昧ときたから
もうこの状況に笑うしかないのです。
結局、エスターを最後まで疑わなかった父親がノー天気すぎて
ひとり蚊帳の外という状態が死の直前まで続く。
母親や長男との死闘の末、家は燃え上がりエスター以外全員死亡。
その後、独りぼっちになったエスターは養護施設に入り
里親を探すところで2009年の名作ホラーへと繋がっていく。
◆
【今週のツッコミ】
・DNA検査のタイミングが遅すぎ!
・顔だけ老けた10歳児を設定するにあたり首から上のCGを
高度な最新VFXつかっているんでしょうが、そこ無駄使い。
・エスター演じるイザベル・ファーマンは身長162センチある。
ちなみに年齢は前作12歳、今は26歳だそうで。
4頭身の10歳児に31歳(役柄)のお顔が付くと想像してください。
・キャラクター作りに失敗したというか前作への冒涜。
イザベル・ファーマンは別キャラで登場させれば済むのに。
・ミーガンみたいにAI人形使った方がよかったと思うけどね。
「M3GAN/ミーガン」6月9日公開。
・「アダムス・ファミリーじゃね」と揶揄されるエスター。
確かにアダムス家の三つ編みの子にそっくりだわ。
・ネズミと仲良くなったエスターが可愛いかもしれない。
・冒頭からすでに出来上がっているエスターの前日譚が必要。
要は前日譚の前日譚ということです。
-------------------------------------------------------------------------------
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
音楽:ブレット・デター
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド
『エスター ファースト・キル』
4頭身の老け顔エスターを許容できるか否か。
◆
2007年。
アメリカに暮らすオルブライト家に思いもよらぬ吉報が舞い込む。
それは、4年前に6歳で行方不明になった愛娘のエスターが
無事発見されたというものだった。
しかし、ようやく再会した娘に対し
どうしても違和感を拭えない母親のトリシアだったが…。
<allcinema>
◆
エスター31歳で狂悪な精神疾患を患いホルモン異常で低身長。
14年ぶりの続編に結構期待値上げてたんですが
なにせ前作の出来が良く全編恐怖に震えての鑑賞だったので
大人になりパワーアップしたエスターが見られるんだろな~
だったが、ふたを開けたらまさかの前日譚ではないか!
はあ~?…ってことは前作も31歳ってことになるでしょ。
いやいや、さすがにそれは無理があり過ぎなんじゃないか。
顔だって演じる俳優自体が成長し普通に大人になってるし
額の皴だって年齢相応に刻まれていて、たとえそれが
4年のブランクはあるとしても、6歳までの記憶は残っているはず。
だが、両親はエスターを何のためらいもなく受け入れてしまい
その判断能力にこいつら大丈夫か?と心配になるほどだ。
まあ、いいですよ。
なりすましという設定で続編を企画したんだからそれは仕方ない。
ストーリーも強引さが目立ちおかしな展開になっている。
家に戻ってきたエスターがやっぱりチョット違うと気づく母親。
でも父親が心底喜んでいるのでそのまま一緒に暮らそうとする。
エスターは勘のいい子だから母親の表情や態度を不審に思い
母親だけ毒殺しようとするところから、さらにおかしな方向に。
なんと!母親も高校生の長男と共謀しエスター殺しを計画する。
いや計画じゃなくて来たものを殺す、来た球を打つ!と言った
嘗ての落合監督の選手時代の名セリフが頭をよぎるが(笑)
体裁を取り繕う母親だったが自分の命を狙ってくる
エスターに完全真っ向勝負に出ることで家の中はほぼカオス。
だが、父親はのんきに別室のアトリエで絵画三昧ときたから
もうこの状況に笑うしかないのです。
結局、エスターを最後まで疑わなかった父親がノー天気すぎて
ひとり蚊帳の外という状態が死の直前まで続く。
母親や長男との死闘の末、家は燃え上がりエスター以外全員死亡。
その後、独りぼっちになったエスターは養護施設に入り
里親を探すところで2009年の名作ホラーへと繋がっていく。
◆
【今週のツッコミ】
・DNA検査のタイミングが遅すぎ!
・顔だけ老けた10歳児を設定するにあたり首から上のCGを
高度な最新VFXつかっているんでしょうが、そこ無駄使い。
・エスター演じるイザベル・ファーマンは身長162センチある。
ちなみに年齢は前作12歳、今は26歳だそうで。
4頭身の10歳児に31歳(役柄)のお顔が付くと想像してください。
・キャラクター作りに失敗したというか前作への冒涜。
イザベル・ファーマンは別キャラで登場させれば済むのに。
・ミーガンみたいにAI人形使った方がよかったと思うけどね。
「M3GAN/ミーガン」6月9日公開。
・「アダムス・ファミリーじゃね」と揶揄されるエスター。
確かにアダムス家の三つ編みの子にそっくりだわ。
・ネズミと仲良くなったエスターが可愛いかもしれない。
・冒頭からすでに出来上がっているエスターの前日譚が必要。
要は前日譚の前日譚ということです。
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監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
音楽:ブレット・デター
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド
『エスター ファースト・キル』
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