評価:★★[2/5]
とりあえず、ドロンジョだけは観ておこうかな・・・
予想外に混んでた劇場のチケット売り場。
上映時間まで40分近くはあるが、この行列の掃け具合を見て
上映開始までに劇場内に辿り着けるかという不安との闘いであった。
何故かモタモタしているように見えたのは
いつもは5箇所あるチケットカウンターが3個しかない。
「ヤバいな~!」とイライラが頂点に達したころようやく
自分の番が回って来た。
「ヤッターマン」と言いながらカードを見せるも
焦っているので「イエローハット」のポイントカードを・・
「お客様、このカードではご覧になれません」って分かってますとも。
という冷や汗、あぶら汗が怒涛のごとく流れたワタシでした。
◇
いろんな汗を掻きつつの映画鑑賞となった本作です。
そもそも、元となるアニメの
『タイムボカン』シリーズを知らないし
『ヤッターマン』自体、テレビでの鑑賞もないし
この実写版の宣伝画像を見なかったら
ドロンジョというキャラも知らなかったワタシは
未知なる世界に足を踏み入れたと云う次第です(大袈裟やね・爆)
元のアニメ版のドロンジョ様というキャラは
見た目だけで言えば、“コウモリ女”風な感じですかね。
しかし、この実写版のドロンジョは
何処となくキャットウーマンを彷彿させている感じですけど・・
衣裳は本革仕様であるだけに合成皮革とは全然違う漂いがあります。
この本物の玉裳に身を包む深キョンですが
かなり絞り込んだ感のある身体に見事にマッチしています。
ディテールに至るまで手を抜かなかった衣裳はお見事!
そして、冒頭での
ドロンボーVSヤッターマン1号&2号の対決シーンでは
街の崩壊したセットにもお金をかけているなという印象。
ただ、CGやワイヤーアクションに関しては
衣裳デザインや美術関連とは遠く及ばない印象です。
ストーリーは有ってないようなもの。
考古学者、海江田博士の娘を名乗る少女が
行方不明となっている父を捜索して欲しいと
ヤッターマン1号&2号に依頼をしてくる。
博士はドクロストーンの1つを手に入れると
それを娘の翔子に預け、2つ目を探す旅に出たまま
消息が途絶えているとのことらしい。
この博士の娘の翔子のなんともいえない薄幸といえる顔は
どこかで見た感じだと思っていたら
『ちびまる子』に出てくる野口さんですね(笑)
見るからに薄幸佳人風味なところは
監督・三池の意図したところだと思った。
ヤッターワンに必死にしがみつく翔子の
痛々しい姿や、徐に顔面にパンチを食らい鼻血顔と
終盤でのМ字開脚したまま逆さまに断崖絶壁を降りる姿など
まさに自虐ネタのオンパレードであった。
なんだか知らないけど、やたら出てくる下ネタに
少々食傷気味になってきたりして
そして、全般的に言えることは
それぞれのシーンがやたら長くて“しつこい感”大あり。
これらの無駄とも言えるカットをもう少しだけ編集すれば
もっとテンポの良い作品となったであろう(笑)
ジャンボパチンコや女子高生の山なんて
いらなかったんじゃないだろうかと思う。
子供と鑑賞しに来た親は終始ハラハラの連続で
ある意味、別のところで
緊張感を持つ映画となったことでしょう。
おまけ)
・エンドクレジットのあとで出てくる
次回予告編はギャグなのか?
・深キョン・ドロンジョの声に張りがないのは
演技なのか?にしても見た目は完ぺきに美しいし
マスクを筆頭に実写版のコスチュームデザインが
元祖アニメ版よりも数段レベルアップしている。
・ハリウッド映画の『キャットウーマン2』に
A・ジョリーが最有力と言われているが
逆にドロンジョ役としてオファーしても楽しそう。
ワタシ的にはP・クルスかC・Z=ジョーンズでもOK。
それなら『ヤッターマン2』を観に行くかもしれない。
・なにかと話題性のあった本作ですが
見どころはドロンジョ以外には
ボヤッキーの名演ぶりでしょうかね~
・劇中にアニメ版のスタッフがワンシーン出演してます。
総監督の笹川ひろし氏、声優の小原乃梨子氏、たてかべ和也氏。
・海江田博士が元巨人軍のクロマティに見えた。
・鑑賞中によそ事を考えたりして
本篇もシーンが切り替わるたびに目線をスクリーンに。
と言う、いい加減な鑑賞ではありますが
不思議と気分が良かったという、そんな映画でした(笑)
-------------------------------------------
監督:三池崇史
原作:竜の子プロダクション
脚本:十川誠志
撮影:山本英夫
音楽:山本正之/神保正明/藤原いくろう
出演:櫻井翔/福田沙紀/深田恭子/生瀬勝久/ケンドーコバヤシ/
阿部サダヲ/岡本杏理
『ヤッターマン』
とりあえず、ドロンジョだけは観ておこうかな・・・
予想外に混んでた劇場のチケット売り場。
上映時間まで40分近くはあるが、この行列の掃け具合を見て
上映開始までに劇場内に辿り着けるかという不安との闘いであった。
何故かモタモタしているように見えたのは
いつもは5箇所あるチケットカウンターが3個しかない。
「ヤバいな~!」とイライラが頂点に達したころようやく
自分の番が回って来た。
「ヤッターマン」と言いながらカードを見せるも
焦っているので「イエローハット」のポイントカードを・・
「お客様、このカードではご覧になれません」って分かってますとも。
という冷や汗、あぶら汗が怒涛のごとく流れたワタシでした。
◇
いろんな汗を掻きつつの映画鑑賞となった本作です。
そもそも、元となるアニメの
『タイムボカン』シリーズを知らないし
『ヤッターマン』自体、テレビでの鑑賞もないし
この実写版の宣伝画像を見なかったら
ドロンジョというキャラも知らなかったワタシは
未知なる世界に足を踏み入れたと云う次第です(大袈裟やね・爆)
元のアニメ版のドロンジョ様というキャラは
見た目だけで言えば、“コウモリ女”風な感じですかね。
しかし、この実写版のドロンジョは
何処となくキャットウーマンを彷彿させている感じですけど・・
衣裳は本革仕様であるだけに合成皮革とは全然違う漂いがあります。
この本物の玉裳に身を包む深キョンですが
かなり絞り込んだ感のある身体に見事にマッチしています。
ディテールに至るまで手を抜かなかった衣裳はお見事!
そして、冒頭での
ドロンボーVSヤッターマン1号&2号の対決シーンでは
街の崩壊したセットにもお金をかけているなという印象。
ただ、CGやワイヤーアクションに関しては
衣裳デザインや美術関連とは遠く及ばない印象です。
ストーリーは有ってないようなもの。
考古学者、海江田博士の娘を名乗る少女が
行方不明となっている父を捜索して欲しいと
ヤッターマン1号&2号に依頼をしてくる。
博士はドクロストーンの1つを手に入れると
それを娘の翔子に預け、2つ目を探す旅に出たまま
消息が途絶えているとのことらしい。
この博士の娘の翔子のなんともいえない薄幸といえる顔は
どこかで見た感じだと思っていたら
『ちびまる子』に出てくる野口さんですね(笑)
見るからに薄幸佳人風味なところは
監督・三池の意図したところだと思った。
ヤッターワンに必死にしがみつく翔子の
痛々しい姿や、徐に顔面にパンチを食らい鼻血顔と
終盤でのМ字開脚したまま逆さまに断崖絶壁を降りる姿など
まさに自虐ネタのオンパレードであった。
なんだか知らないけど、やたら出てくる下ネタに
少々食傷気味になってきたりして
そして、全般的に言えることは
それぞれのシーンがやたら長くて“しつこい感”大あり。
これらの無駄とも言えるカットをもう少しだけ編集すれば
もっとテンポの良い作品となったであろう(笑)
ジャンボパチンコや女子高生の山なんて
いらなかったんじゃないだろうかと思う。
子供と鑑賞しに来た親は終始ハラハラの連続で
ある意味、別のところで
緊張感を持つ映画となったことでしょう。
おまけ)
・エンドクレジットのあとで出てくる
次回予告編はギャグなのか?
・深キョン・ドロンジョの声に張りがないのは
演技なのか?にしても見た目は完ぺきに美しいし
マスクを筆頭に実写版のコスチュームデザインが
元祖アニメ版よりも数段レベルアップしている。
・ハリウッド映画の『キャットウーマン2』に
A・ジョリーが最有力と言われているが
逆にドロンジョ役としてオファーしても楽しそう。
ワタシ的にはP・クルスかC・Z=ジョーンズでもOK。
それなら『ヤッターマン2』を観に行くかもしれない。
・なにかと話題性のあった本作ですが
見どころはドロンジョ以外には
ボヤッキーの名演ぶりでしょうかね~
・劇中にアニメ版のスタッフがワンシーン出演してます。
総監督の笹川ひろし氏、声優の小原乃梨子氏、たてかべ和也氏。
・海江田博士が元巨人軍のクロマティに見えた。
・鑑賞中によそ事を考えたりして
本篇もシーンが切り替わるたびに目線をスクリーンに。
と言う、いい加減な鑑賞ではありますが
不思議と気分が良かったという、そんな映画でした(笑)
-------------------------------------------
監督:三池崇史
原作:竜の子プロダクション
脚本:十川誠志
撮影:山本英夫
音楽:山本正之/神保正明/藤原いくろう
出演:櫻井翔/福田沙紀/深田恭子/生瀬勝久/ケンドーコバヤシ/
阿部サダヲ/岡本杏理
『ヤッターマン』
往年のおフランス女優、カトリーヌ・ドモンジョらしい(・ω・)
観に行きたい気持ちはあるけど、2時間は少々「長い」気がする、、カメオ出演関係が沢山いそうなので、そこは気になるけれど・・
三池カントク、10年前が『DEAD OR ALIVE/犯罪者(1999)』だったんやなぁ、と。
あの作品の終盤は・・確かに強烈でした(=^_^=)
>往年のおフランス女優、カトリーヌ・ドモンジョらしい(・ω・)
お~!『地下鉄のザジ』という傑作コメディがあったのですね。
ワタシ的にはカトリーヌといえばドヌーブですかね^^
『リスボン特急』辺りが記憶に残ってます。
カトリーヌ→ドヌーブ→アラン・ドロン
日本公開デビュー作『お嬢さん、お手柔らかに』の軟派なイメージと
『サムライ』辺りの硬派なイメージがごっちゃになってます^^
>観に行きたい気持ちはあるけど、2時間は少々「長い」気がする、、
無駄なシーンをカットすれば、正味80分くらいの映画だと思いました^^
>三池カントク、10年前が『DEAD OR ALIVE/犯罪者(1999)』だったんやなぁ、と。
相川、竹内という美形強面タッグの全盛期ですね^^
日本のタラちゃんと言われているみたいですね^^
「イエローハット」のポイントカード… 河童ちゃん何を焦っていたんですか?((●≧艸≦)プププッ
コスチュームには制作費用掛けていましたね
決して子供向けではないエロティックな場面が所々に…
深キョン好きなんだけど もっと強烈なドロンジョ様期待しちゃうよ あまりに初々しい^^;
あれでパート2の予告まで……
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ大丈夫?(笑)
>深キョン見ておこうかなってね ポロンも観てしまいましたよ
やっぱりそこんとこはチェックしておきたくなりますよね^^
>河童ちゃん何を焦っていたんですか?
上映中は館内真っ暗になるから席が分からないのよ(爆)
>決して子供向けではないエロティックな場面が所々に…
ジャンボパチンコはポロンさんは好み?^^;
>もっと強烈なドロンジョ様期待しちゃうよ
>あまりに初々しい^^;
ですよね。あの偶然の○スシーンは可愛かった^^
でも、もっと過激な汚れ役ドロンジョでもよかったかなって感じです。
困ったガキがいた。中高生女子がアチコチで上映中に時々携帯を見てるんだ。後ろから見てると気になって仕方がない。そう言えば「携帯は切れ」というメッセージは事前に無かったような?
深キョンのドロンジョはお色気というよりは幼な過ぎる気がした。やはりテンポはないね。
続編もこんな調子じゃ困るなぁ。
この時期、春休みということであちこちガキどもで溢れ返ってますよね。
>中高生女子がアチコチで上映中に時々携帯を見てるんだ。
劇場のマナーも、まったくお構いなしですね。
普段、映画館に来たことが無いから分からないんでしょうね。
劇場もスタッフの生声でマナーを案内した方がいいかもしれませんね。
名演小劇場ではそうしてました。
>深キョンのドロンジョはお色気というよりは幼な過ぎる気がした。
あのお色気の物足りなさが、逆に初々しくて珍しかったのかもしれませんね。
杉本彩辺りが適任ですが客を呼べないという部分があるんでしょうかね^^;
深ンジョ様の「不自然そうな」「そう見せる演技そうな」不思議な魅力に振り回されっぱなしの2時間ですた(⌒~⌒ι)
しかしロボット同士(それもCG同士)のキスシーンって・・
どうしてこんなにも心に響かないんだらう(×_×)
遂にご覧になったのですね。
>深ンジョ様の「不自然そうな」「そう見せる演技そうな」不思議な魅力に振り回されっぱなし
それはまさにそうでしたよね^^
ドロンジョ演じるには若すぎるとか言われてましたけど
深ちゃん独特のちょっと頼りなさそうな演技も
魅力的でした。
それにしても、深ちゃんの眼鏡ルックも可愛かった~^^
なんか、深ンジョのフィギュアが欲しくなったかもしれない(笑)