評価:★★★[3/5]
レトロ風味と近未来装置の融合で不思議な世界観がここに・・・
なんだか、一見『ブレードランナー』のようであるが
ダークな世界観でいくと『ダークナイト』風味のようであるが
そこまで高貴でセレブな雰囲気ではなく、どちらかといえば
『シンシティ』なイメージですかね。見てないけど^^;
◇
かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。
彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、
人々を見守り続けてきた。
だが1977年、政府によりその活動を禁止され、
ある者は姿を消し、ある者は密かに活動を続けていくことに。
1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、
ソ連と緊張状態にあるアメリカ。
10月、ニューヨークの高層マンションから
エドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。
そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。
スマイルバッジは、かつてブレイクが
スーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときの
トレードマークだった。
現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、
事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、
すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの
周辺を独自に調べ始めるのだったが…。
<allcinema>
◇
80年代後半に発表された
アメリカの人気グラフィック・ノベルを
実写映画化したヒーロー・ミステリーだそうです。
ウォッチメンとは正義を守ることに情熱を燃やす
自警気取りの寄せ集めである。(いや事実、自警団でした)
1940年代に凶悪犯罪が横行し、犯罪者らはマスクを被ることで
素顔を見られず逮捕をされずに済んでいた。
以降、マスク犯罪が増え続けた結果、彼らは
自分らもマスクを装着し法をはみ出た検挙に力を注ぐことに。
そうしたメンバー6人が誕生しそれがウォッチメンと名付けられた。
(という風に解釈したのですが、部分的に寝てしまって自信がない^^;)
おそらく、このスーパーヒーローらが誕生した時点で
そこからの歴史が大幅に変わってしまっているのだ。
特に全身真っ青で全裸でいることが大好きなDR.マンハッタンが
思いっきり歴史に関与していたんですよね。
このDR.マンハッタンはウォッチメンのなかで唯一の超人らしい。
といっても最初から超人だった訳ではなく
超人になってしまったという言い方が正しいのだろう。
事実、『ザ・フライ』のジェフ・ゴールドブラムっぽい
哀愁が見え隠れしていたもの(笑)
しかも、身体を5~6メートルにも自在に変えられ
ベトナム戦争ではワーグナーの“ワルキューレの騎行”をバックに
自ら第一線に立ち、敵をバッタバッタと殺人光線で倒して行き
ベトナム戦争に勝利を得たのだ。
額には自らの指の電磁ペンで水素原子マークなんか掘っちゃっているし
結構、お茶目な超人と見たんだが。
その他は打撃系格闘技に長けたメンバーで普通の人間である。
でも、どう見てもどっかで見たヒーローのパクリになんですよ。
こう云う言い方は失礼かもしれないから「モチーフ」にしたと言おう。
フクロウ仮面こと「ナイトオウル」はバットマン。
スーパーマンらしき「オジマンディアス」や
『デアデビル』のエレクトラのような二代目シルクスペクター。
透明人間のファッションと錯覚してしまいそうなロールシャッハ。
このロールシャッハのお声だけ聴いていると
もしかして、マスクの中はジェイソン・ステイサムか?
な~んて思ったりして(爆)
で、このウォッチメンの旗揚げ当初から居るコメディアンなんて
その粗暴な性格から『スモーキンエース/暗殺者がいっぱい』の
トレモア3兄弟の父親ではないのか?と錯覚しそうであった。
この、コメディアンがホテルで寛いでいるところを何者かによって
襲われるのですが、結構、反撃しちゃったりして
部屋の梁なんか素手で破壊するパワーを持ち合わせていたり
享年67歳であの身のこなしは、スーパーヒーローとして
君臨してきたのも伊達じゃなかった。
さて、ストーリーは一体だれがコメディアンを殺害したのか。
トレンチコートのちびっ子(1,66メートル)ロールシャッハは
雨の中、血の付いたスマイルバッジを偶然見つけ嘗ての仲間だと知る。
これはもしかしてウォッチメンに対する
何者かの挑戦状と受け止めたのでしょうか?(置いてけぼり状態^^;)
ま、そんな感じで嘗ての仲間たちに危険が迫っていることを
言って回るのだった。
そう、今は1977年にニクソン大統領が打ち出したキーン条約により
覆面をしての自警活動を禁止されウォッチメンはバラバラになっていたためだ。
ということで、こういうストーリーは
完全なる架空世界の出来事であるため、最初で乗り遅れると
ここではルールとしよう。そのルール自体が分からなくなり
途中から話に付いていくのにアップアップ状態となったワタシ。
なので鑑賞に関して余裕がなくなり
次に?マークが出てきた時に完全に置いてけぼりとなりました(爆)
前半でかなりダレてしまった部分で気を抜いたのがいけなかったのか・・
まあ、それでも生き残っているヒーローたちが
それなりの活躍をしてくれるので見ている分には飽きません^^;
おまけ)
・唐突に流れる洋楽がチョット異様に感じた。
コメディアンの葬儀でサイモン&ガーファンクルの
「サウンド・オブ・サイレンス」が流れたものだから
聴き入っていたら、尻切れトンボみたいに終わってビックリした。
出来れば、フェードアウトのように消してくれないかな~
ワルキューレの騎行が流れ出したときは笑ってしまった。
----------------------------------------------
監督:ザック・スナイダー
脚本:デヴィッド・ヘイター/アレックス・ツェー
撮影:ラリー・フォン
音楽:タイラー・ベイツ
出演:パトリック・ウィルソン/ビリー・クラダップ/
ジェフリー・ディーン・モーガン/マリン・アッカーマン/
ジャッキー・アール・ヘイリー/マシュー・グード/
『ウォッチメン』
レトロ風味と近未来装置の融合で不思議な世界観がここに・・・
なんだか、一見『ブレードランナー』のようであるが
ダークな世界観でいくと『ダークナイト』風味のようであるが
そこまで高貴でセレブな雰囲気ではなく、どちらかといえば
『シンシティ』なイメージですかね。見てないけど^^;
◇
かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。
彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、
人々を見守り続けてきた。
だが1977年、政府によりその活動を禁止され、
ある者は姿を消し、ある者は密かに活動を続けていくことに。
1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、
ソ連と緊張状態にあるアメリカ。
10月、ニューヨークの高層マンションから
エドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。
そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。
スマイルバッジは、かつてブレイクが
スーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときの
トレードマークだった。
現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、
事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、
すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの
周辺を独自に調べ始めるのだったが…。
<allcinema>
◇
80年代後半に発表された
アメリカの人気グラフィック・ノベルを
実写映画化したヒーロー・ミステリーだそうです。
ウォッチメンとは正義を守ることに情熱を燃やす
自警気取りの寄せ集めである。(いや事実、自警団でした)
1940年代に凶悪犯罪が横行し、犯罪者らはマスクを被ることで
素顔を見られず逮捕をされずに済んでいた。
以降、マスク犯罪が増え続けた結果、彼らは
自分らもマスクを装着し法をはみ出た検挙に力を注ぐことに。
そうしたメンバー6人が誕生しそれがウォッチメンと名付けられた。
(という風に解釈したのですが、部分的に寝てしまって自信がない^^;)
おそらく、このスーパーヒーローらが誕生した時点で
そこからの歴史が大幅に変わってしまっているのだ。
特に全身真っ青で全裸でいることが大好きなDR.マンハッタンが
思いっきり歴史に関与していたんですよね。
このDR.マンハッタンはウォッチメンのなかで唯一の超人らしい。
といっても最初から超人だった訳ではなく
超人になってしまったという言い方が正しいのだろう。
事実、『ザ・フライ』のジェフ・ゴールドブラムっぽい
哀愁が見え隠れしていたもの(笑)
しかも、身体を5~6メートルにも自在に変えられ
ベトナム戦争ではワーグナーの“ワルキューレの騎行”をバックに
自ら第一線に立ち、敵をバッタバッタと殺人光線で倒して行き
ベトナム戦争に勝利を得たのだ。
額には自らの指の電磁ペンで水素原子マークなんか掘っちゃっているし
結構、お茶目な超人と見たんだが。
その他は打撃系格闘技に長けたメンバーで普通の人間である。
でも、どう見てもどっかで見たヒーローのパクリになんですよ。
こう云う言い方は失礼かもしれないから「モチーフ」にしたと言おう。
フクロウ仮面こと「ナイトオウル」はバットマン。
スーパーマンらしき「オジマンディアス」や
『デアデビル』のエレクトラのような二代目シルクスペクター。
透明人間のファッションと錯覚してしまいそうなロールシャッハ。
このロールシャッハのお声だけ聴いていると
もしかして、マスクの中はジェイソン・ステイサムか?
な~んて思ったりして(爆)
で、このウォッチメンの旗揚げ当初から居るコメディアンなんて
その粗暴な性格から『スモーキンエース/暗殺者がいっぱい』の
トレモア3兄弟の父親ではないのか?と錯覚しそうであった。
この、コメディアンがホテルで寛いでいるところを何者かによって
襲われるのですが、結構、反撃しちゃったりして
部屋の梁なんか素手で破壊するパワーを持ち合わせていたり
享年67歳であの身のこなしは、スーパーヒーローとして
君臨してきたのも伊達じゃなかった。
さて、ストーリーは一体だれがコメディアンを殺害したのか。
トレンチコートのちびっ子(1,66メートル)ロールシャッハは
雨の中、血の付いたスマイルバッジを偶然見つけ嘗ての仲間だと知る。
これはもしかしてウォッチメンに対する
何者かの挑戦状と受け止めたのでしょうか?(置いてけぼり状態^^;)
ま、そんな感じで嘗ての仲間たちに危険が迫っていることを
言って回るのだった。
そう、今は1977年にニクソン大統領が打ち出したキーン条約により
覆面をしての自警活動を禁止されウォッチメンはバラバラになっていたためだ。
ということで、こういうストーリーは
完全なる架空世界の出来事であるため、最初で乗り遅れると
ここではルールとしよう。そのルール自体が分からなくなり
途中から話に付いていくのにアップアップ状態となったワタシ。
なので鑑賞に関して余裕がなくなり
次に?マークが出てきた時に完全に置いてけぼりとなりました(爆)
前半でかなりダレてしまった部分で気を抜いたのがいけなかったのか・・
まあ、それでも生き残っているヒーローたちが
それなりの活躍をしてくれるので見ている分には飽きません^^;
おまけ)
・唐突に流れる洋楽がチョット異様に感じた。
コメディアンの葬儀でサイモン&ガーファンクルの
「サウンド・オブ・サイレンス」が流れたものだから
聴き入っていたら、尻切れトンボみたいに終わってビックリした。
出来れば、フェードアウトのように消してくれないかな~
ワルキューレの騎行が流れ出したときは笑ってしまった。
----------------------------------------------
監督:ザック・スナイダー
脚本:デヴィッド・ヘイター/アレックス・ツェー
撮影:ラリー・フォン
音楽:タイラー・ベイツ
出演:パトリック・ウィルソン/ビリー・クラダップ/
ジェフリー・ディーン・モーガン/マリン・アッカーマン/
ジャッキー・アール・ヘイリー/マシュー・グード/
『ウォッチメン』
自分のレビュー読み返しても、なんだかラストの展開が見えてこない^^;
それぞれのキャラはかろうじて思い出しましたけど^^
>ロールのうねうねマスクの秘密だけは、知っときたかった。
あのマスクって、なにかありましたよね。
う~~ん、その映像すら思い出せない(笑)
今となっては、Youtubeだけが頼りです^^;
先月にDVD鑑賞した際の記事を、ようやくアップしましたが、
何ともスッキリしない作品でしたね。
思い出すにも。
ロールのうねうねマスクの秘密だけは、知っときたかった。
他は・・どうでもええわ(=^_^=)
そうですよね。
『ダークナイト』のスピンアウトとしても通用しそうな感じです。
それにしても難しかったです。
ワタシは流石に2回目は遠慮しておきます。
正直、疲れてしまいましたから^^:
この作品は1回見ただけでは分かりにく
難解なお話だったような気がします。
ただ、お気にいりの「ダークナイト」と
同じ匂いがした作品で、もう一度観賞しようと
思います。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>何かでも、予告編のエッセンスを超えるモノはないのかよ?
> 的な不安も高まって来ましたし!
予告編の作りは良かったのにな~^^
しかし本編観た後で、何を書こうかと思いっきり悩んだりして
思い出そうにもキャラのことしか記憶に残ってなかったというところで
投げやりな感想文となっちまいました(汗)
見どころは、超人DR.マンハッタンの考える難解な倫理学でしょうか。
もうひとつ、長年にわたって映像化不能と言われていたのは、まさか“アレ”のこと?とかね^^;
>ベトナム戦争は勝利してないと思いますし!
これで、椅子からひっくり返った次第です。
何かでも、予告編のエッセンスを超えるモノはないのかよ? 的な不安も高まって来ましたし!
ってか、ベトナム戦争は勝利してないと思いますし!
殺人光線より、キルゴア中佐のナパーム攻撃が似合ってると思いましたし!