評価★★★★★
冒頭の約10分程のショータイムで完璧にしびれた!!!
公開を待ちわびていた映画だったので
当然、期待もしているわけですが、
それで最高点となったことにとても満足しています。
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西暦2138年、人類は非核大戦によって半数が死滅、
争いと混沌が世界を覆っていた。
停戦と共に誕生した中立都市(オリュンポス)には、
人間とサイボーグ、そして人間の遺伝子でつくられ、
怒りや憎しみを制御された種族“バイオロイド”が共存していた。
オリュンポスの特殊部隊に所属するデュナンとブリアレオスは、
戦闘時のパートナーであると共に恋人同士でもあった。
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この映画の前作『アップルシード』は観ていません。
なので、個人的には、夏に公開された
『べクシル2077日本鎖国』と、比較するしかないな~。
ということで、今回の映像も『べクシル』と同じ技術の
“3Dライブアニメ方式” です。
トゥーンシェイダーというセル画タッチのフルCG。
『べクシル』のときに初めて観てびっくりしました~
ところが、本作は『べクシル』よりも、もっと複雑な動きがあるのです!
特に目立ったのが、主人公デュナンの瞳の動きが驚くほどリアルで
台詞がなくても思いが伝わってくるという実写さながらの凄さを感じました。
実際の人間の表情をフェイシャルキャプチャーというもので取り込んだようです。
プロローグ、ある突入作戦でのチームの時刻合わせで
特殊部隊(ES.W.A.T)アイアコス(ヴィン・ディーゼル似)が
ブリアレオスに「最新のサイボーグがアナログ時計とはね~」と言うと、
隣に居たデュナンもペアルックのアナログ時計を見せ付ける(笑)
このシーンは、細かい言いかたですが、女性的で可愛かったです。
直後に見せる息も付かせない天才的な運動能力とガンさばきに
アニメと分かってても身を乗り出して観てしまいました^^
ひとつ面白かったのが、
カメラ撮影しているような撮り方・・じゃなくてCGの描き方ですね。
ゆっくりとパンして行くんです。
まるで実写で撮っているかのような錯覚をしてしまいます。
派手なアクションシーンでは遠近感を上手く利用している。
フォーカスを微妙にずらしたり、手持ちカメラ風に画面を振らし臨場感満載!、
援護するブリアレオスのド派手な登場シーンなど
敢えてスローシーンにして往年のサム・ペキンパーの映画かと思わせるほどです(笑)
ドラマが予想以上にしっかりしてます。
それぞれの台詞も心憎いくらいウィットに富んでいて
クライマックスでは思わず涙腺が緩みそうになるほどでした。
新たなパートナーとなったクローンのテレウスの出現に戸惑いを見せながらも
ブレアレオスへのデュナンのしたたかな愛には思わず応援したくなる感じです。
アニメで心の奥底の揺れが台詞なしで顔の表情だけで表現されていたのは凄いよ。
この映画を観て、日本の技術に誇りを感じます。
今後も、このトゥーンシェイダーを駆使し
アナログ製作だった『AKIRA/アキラ』をフルCGで復活させたら楽しいかと思うんです。
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監督:荒牧伸志
原作:士郎正宗
脚本:たけうちきよと
音楽:HASYMO
『エクスマキナ』オフィシャル・サイト
http://www.exmachina.jp/
冒頭の約10分程のショータイムで完璧にしびれた!!!
公開を待ちわびていた映画だったので
当然、期待もしているわけですが、
それで最高点となったことにとても満足しています。
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西暦2138年、人類は非核大戦によって半数が死滅、
争いと混沌が世界を覆っていた。
停戦と共に誕生した中立都市(オリュンポス)には、
人間とサイボーグ、そして人間の遺伝子でつくられ、
怒りや憎しみを制御された種族“バイオロイド”が共存していた。
オリュンポスの特殊部隊に所属するデュナンとブリアレオスは、
戦闘時のパートナーであると共に恋人同士でもあった。
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この映画の前作『アップルシード』は観ていません。
なので、個人的には、夏に公開された
『べクシル2077日本鎖国』と、比較するしかないな~。
ということで、今回の映像も『べクシル』と同じ技術の
“3Dライブアニメ方式” です。
トゥーンシェイダーというセル画タッチのフルCG。
『べクシル』のときに初めて観てびっくりしました~
ところが、本作は『べクシル』よりも、もっと複雑な動きがあるのです!
特に目立ったのが、主人公デュナンの瞳の動きが驚くほどリアルで
台詞がなくても思いが伝わってくるという実写さながらの凄さを感じました。
実際の人間の表情をフェイシャルキャプチャーというもので取り込んだようです。
プロローグ、ある突入作戦でのチームの時刻合わせで
特殊部隊(ES.W.A.T)アイアコス(ヴィン・ディーゼル似)が
ブリアレオスに「最新のサイボーグがアナログ時計とはね~」と言うと、
隣に居たデュナンもペアルックのアナログ時計を見せ付ける(笑)
このシーンは、細かい言いかたですが、女性的で可愛かったです。
直後に見せる息も付かせない天才的な運動能力とガンさばきに
アニメと分かってても身を乗り出して観てしまいました^^
ひとつ面白かったのが、
カメラ撮影しているような撮り方・・じゃなくてCGの描き方ですね。
ゆっくりとパンして行くんです。
まるで実写で撮っているかのような錯覚をしてしまいます。
派手なアクションシーンでは遠近感を上手く利用している。
フォーカスを微妙にずらしたり、手持ちカメラ風に画面を振らし臨場感満載!、
援護するブリアレオスのド派手な登場シーンなど
敢えてスローシーンにして往年のサム・ペキンパーの映画かと思わせるほどです(笑)
ドラマが予想以上にしっかりしてます。
それぞれの台詞も心憎いくらいウィットに富んでいて
クライマックスでは思わず涙腺が緩みそうになるほどでした。
新たなパートナーとなったクローンのテレウスの出現に戸惑いを見せながらも
ブレアレオスへのデュナンのしたたかな愛には思わず応援したくなる感じです。
アニメで心の奥底の揺れが台詞なしで顔の表情だけで表現されていたのは凄いよ。
この映画を観て、日本の技術に誇りを感じます。
今後も、このトゥーンシェイダーを駆使し
アナログ製作だった『AKIRA/アキラ』をフルCGで復活させたら楽しいかと思うんです。
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監督:荒牧伸志
原作:士郎正宗
脚本:たけうちきよと
音楽:HASYMO
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