ピラニア３Ｄ

評価：★★★★【４点】



ノーテンキなお姉さんたちの肉体美だけでも観る価値有り（爆）


今の時期、地域でのいろんな催し物の準備に追われ
貴重な休日もほとんど自由な時間が取れず
かなりのフラストレーションが溜まっているときに
水着姿のセクシー女性がいっぱい出てくる
本作のような、超お気楽映画は気分転換にちょうどいいかなと（笑）
ということで、何も考えずにゆったり気分で目の保養になるだろうし
作品的に面白かったら儲けもの！ってことだけで観に行って来ました。

◇

観光客でにぎわうヴィクトリア湖。
目玉イベント“ウェット・Ｔシャツ・コンテスト”が開かれている湖畔では、
ノー天気な若者たちが乱痴気騒ぎを繰り広げていた。
一方、女性保安官のジュリーは、
湖で釣り人の老人が行方不明になった事件の調査に向かう。
その息子ジェイクは、陽気なポルノ映画監督と知り合い、
ガールフレンドのケリーと一緒にロケのお手伝い。

しかし、そんな湖の下には誰も知らない地底湖が存在し、
太古から激しい生存競争を繰り返しながら、
より凶暴な種へと独自の進化を遂げてきた恐るべきピラニアが棲息していた。
そしてその殺人魚の大群が、前日の地震で出来た湖底の割れ目を通り、
人々がバカンスを楽しむ湖へと流れ込んで来るのだが…。
＜allcinema＞

◇

なんと！予想外というか、エロシーンは想像通りで満足！（笑）
そして、問題のピラニアの大群による湖での惨殺シーンは
数百人もの若者たちがパニックでぐっちゃぐちゃな状態にもかかわらず
ひとりひとりの特殊メイクにも手抜きなしで描かれているので
ココは評価の対象となりましたね。

ストーリーもシンプルという利点を生かし分り易いし
太古の時代に生息していた生きる化石といわれるピラニアも
何故、今突然現れてしまったのかという説明もそれなりにあるので
あのグロテスクな造形にも違和感なく受け入れることができます。

つまり、話に対し突っ込まれないで済むギリギリのところを
巧く切り抜けているので赤点でも追試で受かり置いてけぼりは逃れる学生みたいなもの。（おい）

とにかくピラニアがひとに近づいてくるときの海中からのカメラ目線が
なんとも恐怖をそそるんですね～。
この辺りは過去作の『ジョーズ』の影響を受けているのでしょう。
無防備に湖の浅瀬に入っている人の足を海中から撮る映像には
終始ハラハラしっぱなしでしたし、こういう細かい演出も手抜きなしでグッド！

肉体のあちこちを食われて欠損した人体の状態を
これまた特殊メイクに加えCG効果も存分に発揮していて
そのグロ映像は近年では10本の指に入るんではないかという勢いでした。

まあとにかくお気楽映画にしては意外にも見るところは多くて
かなり得した気分で気持ち良かったです。
もちろんポルノチックなおっぱいとヒップのオンパレードにも大満足でした（笑）


おまけ）
・ポルノ監督が連れてきた女優さんがなかなかお綺麗！
　湖の水中でもレズシーンには思わず見とれてしまった＾＾；
　あのふたりの全裸姿って、完全なる生身のように見えたけど
　股間の○れ目がしっかり映ってましたけど、、、いいのかな＾＾；

・本作でたったひとつピラニアさえも食わなかったポルノ監督のアレ。
　水中に漂うアレって身体から切り取られたら、モロ形を晒しても問題なし？

・本作こそエログロ映画の決定版と言いたいわ（爆）

・冒頭で題名が出る前に消えていった往年の俳優の扱いはアレでいいのだろうか。

・エリザベス・シューの保安官姿にチョット萌えた。
　特に自宅で長男と会話するときの上半身の肉付き感に＾＾

・水中から撮る映像も怖かったけど、地底湖に広がる無数のアレの恐怖も
　なかなかのものだった。

・ラストの展開だけ突っ込みたくなったけど、それは多分に
　鑑賞中にどんどん期待値が上がってた証拠なのかもしれません。
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監督：アレクサンドル・アジャ
脚本：ピーター・ゴールドフィンガー/ジョシュ・ストールバーグ/
撮影：ジョン・Ｒ・レオネッティ
音楽：マイケル・ワンドマッチャー


出演：エリザベス・シュー/アダム・スコット/クリストファー・ロイド/リチャード・ドレイファス/


『ピラニア３Ｄ』