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イコライザー THE FINAL

2023年10月06日 16時03分56秒 | 映画 あ行
評価★★★★【4点】(P)


アメリカ版「必殺仕事人」の最終章!



シチリアで重傷を負ったロバート・マッコールだったが、
辿り着いたアマルフィの町で、
親切な住人たちの治療と看病によって回復する。
やがてこの町を気に入り、
ここで余生を静かに暮らそうと思い始めたマッコール。
だが、そんなのどかな町が残忍なギャングに狙われ、
住人たちが次々とその毒牙にかかってしまう。
人々の苦境を目の当たりにし、悪の魔の手から町を守るために
立ち上がるマッコールだったが…。
<allcinema>



序盤からいきなりギャングらに囲まれ銃を突きつけられてる状況。
だが、マッコールは冷静で合理的に殲滅することをイメージし
逆にギャングたちに「死にたくなかったら止めた方がいい」
…ってこの状況下においても余裕で諭す姿がカッコよすぎる!

年齢的にジェイソン・ステイサムのような肉弾戦は無理なので
そこのところは、それまで培われてきたノウハウを最大限に生かし
決して汗をかくこともなく瞬時に事を終わらせてしまう。

本当にもうこれは日本の「必殺仕事人」そのものである。

薬物密輸団を一掃し、直後にその息子の少年から銃弾を受ける。
だが、走り去る子供になにもしない。
出血がひどく瀕死の状態で路上でうずくまっているところを
通りがかりの憲兵に助けられ、シチリアの名医の自宅で治療を受ける。
今回、この名医や憲兵との係わり、そして近しくなった市民との
交流など人情を絡ませたところはなかなかいい。

シチリア島に蔓延る半グレ集団がいて、その背後にマフィアがいる。
彼らは収入源として民間から常にシノギを強要しており暴力も辞さない。
町にリゾート地の建設計画があり住民に退去さようと見せしめの死人まで。
こんな状況でも気丈に振る舞う市民に感化されたマッコールは
遂にその報復として仕事人としての姿を完全解放させるのだった。

デンゼル・ワシントンという俳優のスマートさが際立ち
彼のキャラクター作りの完成系がこのシリーズなんでしょうね。
副題のTHE FINALにあるようにシリーズ完結編とは思うけど
まだまだ人気があるだけに、もう二本くらい続編が欲しいです。



【今週のツッコミ】

・今回、割とストーリーが王道で西部劇っぽく分かり易い。

・善良な市民、警察上層部とマフィアの癒着、ヒーロー登場。

・若くまじめな憲兵の奥さんがかなりお綺麗でした。
 レストランで半グレ集団(マフィアの下っ端)に絡まれるが
 ちょうどそこにマッコールが居合わせる。ここワクワクします。

・シチリア島の夜の広場でマフィアに自ら名乗り出るシーン
 アレって撃たれても不思議はなかったが、何か考えがあった?
 結果的に市民のSNSによりその場は事なきを得たんだけど
 ちょっと、このシーンだけは無理がありましたね。

・CIAオペレーターがダコタ・ファニングと気づかなかった。
 マッコールがメモ帳(闇の情報網)すべて彼女に渡す。R・Mより
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監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
音楽:マーセロ・ザーヴォス
出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング 、デヴィッド・デンマン

『イコライザー THE FINAL』

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