
評価:★★【2点】
今どき、こんな時代遅れの特殊撮影で大丈夫なんだろうか?
ドラマは疑心暗鬼するクルーたちの感情がうまく伝わってこない。
それでも、今の暑い時期、暑すぎる今ならではの
劇場で涼むにはドンピシャ!作品だったことは確かです。
1982年の秀作映画『遊星からの物体X』をベースに
製作されたというだけで食指が動いたんですが
リメイクで成功をする確率は統計的に見ても低いだけに
ワタシもある意味、劇場に入るまで疑心暗鬼。
◇
ある日、南極大陸の太古の氷層から未知の生命体が発見される。
さっそくコロンビア大学の古生物学者ケイトが、
調査のためにノルウェー基地へと向かう。
しかし発掘された生命体が生き返り隊員たちを襲い始める。
その生命体は取り憑いた生物に擬態する能力を持っており、
体内に侵入されてもしばらくは誰も気づくことができなかった。
しかもケイトの研究によれば、すさまじい勢いで増殖しているという。
誰が乗っ取られているかも分からず、
疑心暗鬼と恐怖でパニックが拡がる中、
懸命に対処法の発見に努めるケイトだったが…。
<allcinema>
◇
結論から言って、良いのは冒頭10分くらいですかね。
その後の展開は言わずと知れた内容ですので
どうなっていくのかは分かっているわけで
あとは如何に、30年経った映像技術を見せつけるのかでしたが
う~ん、なんだか30年前の技術から何も進化してないって感じ。
こう言っちゃなんだけど、今じゃ必要とされない特殊映像スタッフへ
格安で仕事のオファーをして、当時のままの技術で
低予算映画を作ってしまい、運よくヒットすればラッキーみたいな
そんな感じに見てとれちゃったんですが、どうなんでしょう(苦笑)
エイリアンの登場シーンももうちょっと考えないと。
そして決定的にダメなのが、あの造形。
82年版もあんな感じだったのかな。
ま、なんにしても、懐かしのアニマトロニクス技術を
ふんだんに堪能したい、CGは好きになれないという
そんな方なら見ても損はないかなってところでしょうか。
本作、現場スタッフとキャストがいちばん楽しかったんじゃないかな。
CG使ってない(一部では使用)から、襲ってくる相手が
そのままの姿で存在してるんで、迫真の演技ができたんでしょう。
悪乗りしすぎだろ、これ!

【今週のツッコミ】
・歯医者さんで虫歯の治療するときは高額セラミックの使用は
控えた方がいいようですね。
それと、意外にも疑いを晴らす方法としてピアスが有効だった(笑)
・世界的大発見!ってことで後の名声を想像し独断で行動すると
こういうことになりますよ!という警告映画かこれ?。
・いや、人類史上初の大発見!でもいいんじゃないか。
そう思えば、彼らのやってることが余りにもチープなんですが。
・繁殖するのはいいけど、いつどこでどうなると体内に入るのか
そこんところの注意事項をもうちょっと見せないとね。
・ヒロインの子のルックス、悪くはないけど良くもない。
ジョン・マクレーンの一人娘のころは可愛かったけどね。
あ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』もよかったかな。
・危機迫るヒロインと最終的に行動を共にするパイロットが
どことなく、垢抜けないサム・ワーシントンに見えた。
ハリウッド進出するオーストラリアの俳優は最近増えましたね。
・端から続編製作の気が無いんですね。たぶんヒットすること自体
あり得ないと思っていたのか知らないが、最近のハリウッドでは
潔くて、ここだけ高感度アップ(苦笑)
・そういえば、ジョン・カーペンター版の方の音楽担当は
世界の巨匠・エンニオ・モリコーネだったんですね。
--------------------------------------------------------------
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
脚本:エリック・ハイセラー
撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ジョエル・エドガートン/
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』
今どき、こんな時代遅れの特殊撮影で大丈夫なんだろうか?
ドラマは疑心暗鬼するクルーたちの感情がうまく伝わってこない。
それでも、今の暑い時期、暑すぎる今ならではの
劇場で涼むにはドンピシャ!作品だったことは確かです。
1982年の秀作映画『遊星からの物体X』をベースに
製作されたというだけで食指が動いたんですが
リメイクで成功をする確率は統計的に見ても低いだけに
ワタシもある意味、劇場に入るまで疑心暗鬼。
◇
ある日、南極大陸の太古の氷層から未知の生命体が発見される。
さっそくコロンビア大学の古生物学者ケイトが、
調査のためにノルウェー基地へと向かう。
しかし発掘された生命体が生き返り隊員たちを襲い始める。
その生命体は取り憑いた生物に擬態する能力を持っており、
体内に侵入されてもしばらくは誰も気づくことができなかった。
しかもケイトの研究によれば、すさまじい勢いで増殖しているという。
誰が乗っ取られているかも分からず、
疑心暗鬼と恐怖でパニックが拡がる中、
懸命に対処法の発見に努めるケイトだったが…。
<allcinema>
◇
結論から言って、良いのは冒頭10分くらいですかね。
その後の展開は言わずと知れた内容ですので
どうなっていくのかは分かっているわけで
あとは如何に、30年経った映像技術を見せつけるのかでしたが
う~ん、なんだか30年前の技術から何も進化してないって感じ。
こう言っちゃなんだけど、今じゃ必要とされない特殊映像スタッフへ
格安で仕事のオファーをして、当時のままの技術で
低予算映画を作ってしまい、運よくヒットすればラッキーみたいな
そんな感じに見てとれちゃったんですが、どうなんでしょう(苦笑)
エイリアンの登場シーンももうちょっと考えないと。
そして決定的にダメなのが、あの造形。
82年版もあんな感じだったのかな。
ま、なんにしても、懐かしのアニマトロニクス技術を
ふんだんに堪能したい、CGは好きになれないという
そんな方なら見ても損はないかなってところでしょうか。
本作、現場スタッフとキャストがいちばん楽しかったんじゃないかな。
CG使ってない(一部では使用)から、襲ってくる相手が
そのままの姿で存在してるんで、迫真の演技ができたんでしょう。
悪乗りしすぎだろ、これ!

【今週のツッコミ】
・歯医者さんで虫歯の治療するときは高額セラミックの使用は
控えた方がいいようですね。
それと、意外にも疑いを晴らす方法としてピアスが有効だった(笑)
・世界的大発見!ってことで後の名声を想像し独断で行動すると
こういうことになりますよ!という警告映画かこれ?。
・いや、人類史上初の大発見!でもいいんじゃないか。
そう思えば、彼らのやってることが余りにもチープなんですが。
・繁殖するのはいいけど、いつどこでどうなると体内に入るのか
そこんところの注意事項をもうちょっと見せないとね。
・ヒロインの子のルックス、悪くはないけど良くもない。
ジョン・マクレーンの一人娘のころは可愛かったけどね。
あ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』もよかったかな。
・危機迫るヒロインと最終的に行動を共にするパイロットが
どことなく、垢抜けないサム・ワーシントンに見えた。
ハリウッド進出するオーストラリアの俳優は最近増えましたね。
・端から続編製作の気が無いんですね。たぶんヒットすること自体
あり得ないと思っていたのか知らないが、最近のハリウッドでは
潔くて、ここだけ高感度アップ(苦笑)
・そういえば、ジョン・カーペンター版の方の音楽担当は
世界の巨匠・エンニオ・モリコーネだったんですね。
--------------------------------------------------------------
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
脚本:エリック・ハイセラー
撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ジョエル・エドガートン/
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます