評価:★★★【3点】
冒頭からの奥行き感たっぷり映像に胃が浮いた(笑)
縦横無尽に動いているであろうカメラ撮影もすごいけど
ジェームズ・キャメロンも大絶賛の3Dは
今世紀でもっとも素晴らしいものであったと断言できる。
しかしながら、最新の3D映像だけは納得の出来だったが
物語はとても評価できるものではなかった(苦笑)
言えば、映像面は5点満点でも(もっと上げるなら6点でも)^^;
ことストーリーに関しては2点レベルという感じでした。
◇
1930年代のフランス、パリ。
父を亡くした少年ヒューゴは、駅構内の時計台に隠れ住み、
時計の整備をしながら孤独な毎日を送っていた。
そんな彼の心のよりどころは、
父が遺した壊れたままの不思議な“機械人形”。
その修理に悪戦苦闘していたヒューゴは、
おもちゃ屋で万引きを働いて店主の老人に捕まり、
人形について書かれた大切な父のノートも取り上げられてしまう。
そんな中、ヒューゴは老人の養女イザベルと仲良くなり、
一緒に機械人形の秘密を探ってゆくのだが…。
<allcinema>
◇
本来、こういう絵本のような映画は好みではないけど
この映画に関しては、驚愕の3D映像を体験したくて
観に行ったようなものです。
なので、途中で物語りが退屈で睡魔に襲われることは
予想していたこと。実際に何度も記憶が飛んでしまってた(笑)
しかし、映像だけは良いので、気合いで我に返る繰り返し。
駅の時計台から見えるパリの街並み
そこから、カメラ映像は宙を舞うように駅構内に滑りこんでいく。
ココからの感覚は、まるでジェットコースターにでも乗ってる感じ。
構内奥にある目的地に向かい、ひとごみをすり抜け
まっすぐ突き進む映像は、呼吸困難になりそうでしたよ。
これは、もしかしたら今後の映画製作者にとっての
見本となる技術ではないでしょうか。
もはや『アバター』を超えてしまった映像表現は
さらに熾烈を極め進化していくことでしょう。
3Dでは向かうところ敵なし状態だったキャメロンに火をつけたのは
もちろん言うまでもありません!
2014年の『アバター2』が今から楽しみです(笑)
おまけ)
・奥行き表現といえば『アバター』での序盤にあった
ジェイクがISVベンチャースター内のカプセルから出てきたときの
あの奥行き感に前後の動きをプラスした進化版と捉えました。
・映画の起源をこの映画で再確認できることで
まんざら見どころがないわけではありません。
・初期のサイレント映画の名シーンを数々見せるところは
どことなく『ニュー・シネマ・パラダイス』のラストをイメージさせる。
・ヒューゴは何を発明したのか知らないが、鍵を探すヒューゴと
鍵穴を探すオスカー少年とは時代を超えた繋がりを感じる。
・あの機械人形がどことなくオスカー像に見えたりして
顔のアップに、なにかを訴えかけてる不気味さもチラリ。
『リアル・スティール』のアトムのような愛嬌もないから
余計にそう思ったのかも^^;
・理系男子と文系女子のカップルが結婚すれば
かかあ殿下になるというのはほんとうか?
・機関車の運転手が必死にブレーキかけて少年を避けようと
しかしながら、その先にはレールがないことの不思議さ。
夢であったから謎は解けました(苦笑)
・吹替え版のクロエちゃん担当のひと、気のせいか滑舌わるかった気が。。。
---------------------------------------------------------
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:ハワード・ショア
出演:ベン・キングズレー/ジュード・ロウ/エイサ・バターフィールド/
クロエ・グレース・モレッツ
『ヒューゴの不思議な発明』
冒頭からの奥行き感たっぷり映像に胃が浮いた(笑)
縦横無尽に動いているであろうカメラ撮影もすごいけど
ジェームズ・キャメロンも大絶賛の3Dは
今世紀でもっとも素晴らしいものであったと断言できる。
しかしながら、最新の3D映像だけは納得の出来だったが
物語はとても評価できるものではなかった(苦笑)
言えば、映像面は5点満点でも(もっと上げるなら6点でも)^^;
ことストーリーに関しては2点レベルという感じでした。
◇
1930年代のフランス、パリ。
父を亡くした少年ヒューゴは、駅構内の時計台に隠れ住み、
時計の整備をしながら孤独な毎日を送っていた。
そんな彼の心のよりどころは、
父が遺した壊れたままの不思議な“機械人形”。
その修理に悪戦苦闘していたヒューゴは、
おもちゃ屋で万引きを働いて店主の老人に捕まり、
人形について書かれた大切な父のノートも取り上げられてしまう。
そんな中、ヒューゴは老人の養女イザベルと仲良くなり、
一緒に機械人形の秘密を探ってゆくのだが…。
<allcinema>
◇
本来、こういう絵本のような映画は好みではないけど
この映画に関しては、驚愕の3D映像を体験したくて
観に行ったようなものです。
なので、途中で物語りが退屈で睡魔に襲われることは
予想していたこと。実際に何度も記憶が飛んでしまってた(笑)
しかし、映像だけは良いので、気合いで我に返る繰り返し。
駅の時計台から見えるパリの街並み
そこから、カメラ映像は宙を舞うように駅構内に滑りこんでいく。
ココからの感覚は、まるでジェットコースターにでも乗ってる感じ。
構内奥にある目的地に向かい、ひとごみをすり抜け
まっすぐ突き進む映像は、呼吸困難になりそうでしたよ。
これは、もしかしたら今後の映画製作者にとっての
見本となる技術ではないでしょうか。
もはや『アバター』を超えてしまった映像表現は
さらに熾烈を極め進化していくことでしょう。
3Dでは向かうところ敵なし状態だったキャメロンに火をつけたのは
もちろん言うまでもありません!
2014年の『アバター2』が今から楽しみです(笑)
おまけ)
・奥行き表現といえば『アバター』での序盤にあった
ジェイクがISVベンチャースター内のカプセルから出てきたときの
あの奥行き感に前後の動きをプラスした進化版と捉えました。
・映画の起源をこの映画で再確認できることで
まんざら見どころがないわけではありません。
・初期のサイレント映画の名シーンを数々見せるところは
どことなく『ニュー・シネマ・パラダイス』のラストをイメージさせる。
・ヒューゴは何を発明したのか知らないが、鍵を探すヒューゴと
鍵穴を探すオスカー少年とは時代を超えた繋がりを感じる。
・あの機械人形がどことなくオスカー像に見えたりして
顔のアップに、なにかを訴えかけてる不気味さもチラリ。
『リアル・スティール』のアトムのような愛嬌もないから
余計にそう思ったのかも^^;
・理系男子と文系女子のカップルが結婚すれば
かかあ殿下になるというのはほんとうか?
・機関車の運転手が必死にブレーキかけて少年を避けようと
しかしながら、その先にはレールがないことの不思議さ。
夢であったから謎は解けました(苦笑)
・吹替え版のクロエちゃん担当のひと、気のせいか滑舌わるかった気が。。。
---------------------------------------------------------
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:ハワード・ショア
出演:ベン・キングズレー/ジュード・ロウ/エイサ・バターフィールド/
クロエ・グレース・モレッツ
『ヒューゴの不思議な発明』
ディズニーの「キャプテンEO」「ミクロ~ナントカ…」なんか全然平気なのに、、、(笑)
「映像が素晴らしい」のと「映画が面白い」のは違いますからねぇ~。
寝ちゃってる人、結構いたし(爆)
スコセッシの映画愛とリスペクトは凄く伝わりました。
「シェイム」観ます?「ヤング≒アダルト」とハシゴしようかな~でも来月、イオンで「ヤング~」上映するんですよ、早く観たいしな~迷う…。
うんうん、3D苦手って前から言ってたよね。
そうか~、2Dでもあそこのシーンは衝撃が少なからずあったんですね。
映像と音響とストーリーのすべてが良ければ即、満点評価となりますが
そのなかの映像だけ良くてもいい映画とはいえないですもんね^^
ワタシも眠くて仕方なかったですよ。
なので、終盤の店主の舞台のシーン知らないもの(爆)
『シェイム』は迷い中です^^;
大概のものは気にしない方なんですが、これって男の自慰命ってやつでしょう。
共演にキャリー・マリガンなので観たい気もするけどな~。
イオンで来月『ヤング≒アダルト』でしたか。
ワタシだったら、迷わず早く観たい方にするかもよ(笑)
itukaさんの感想読んで、やっぱり3Dにすればと大後悔しています(T^T)
私は睡魔は訪れませんでしたが、やはり、ストーリーに魅力を感じられませんでした(^^;
予告編で、見どころと思ったシーンも夢オチって(^_^;)
>理系男子と文系女子のカップルが結婚すれば
かかあ殿下になるというのはほんとうか?
それって、都市伝説ですか?(笑)
うちは文系同士ですが、かかあ天下です!
ってウソウソ~(笑)
映像に関しては巷の評価があまりに良かったんで
これはぜったいに3D鑑賞するぞ!と決めてました(笑)
なのでストーリーがイマイチだろうと何でもよかったんです(爆)
悪く言えば内容なんて二の次(おい)
ストーリーの軸が機械人形から別の方向に流れて行ってましたよね。
なんだろうね、これって。
>それって、都市伝説ですか?(笑)
そうです。都市伝説のひとつです(笑)
ひろちゃんのところは文系同士なのね。
うちはワタシが理系で嫁が文系なので尻に敷かれてます(ノ_・。)ヾ(´∀`*)ヨチヨチ
予告は羊頭狗肉ですな。もっと壮大なアドベンチャーが始まると期待していたのに、ハートウォーミング?チックになってしまった。
だが、まぁヒューゴ坊やが可愛いので☆4。
(といってもソッチの趣味はございません)
内容はどうにも、もひとつ感がありましたよね(苦笑)
2Dでご覧になったのですね。
この映画に関しては3Dがお奨めです。
内容よりも、その映像美、奥行き感は息を呑みましたから(笑)
ヒューゴくん可愛かったですね。
ワタシもそっちの興味はありません(爆)
シネプレックス岡崎の最終日最終回、たった1人でスクリーンを独占しました。
ジョルジュは実在の人物でwikiにありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%A3%B0%E6%98%A0%E7%94%BB
劇場にたったひとりって気持ちいいですよね!
ワタシも何回か経験あります。
クリストファー・リーでしたか。まったく分からなかったです(苦笑)
『月世界旅行』のフィルムはもうないんじゃないでしょうか。
あったとしてもかなりの劣化状態でしょうね。
サイレント映画末期の作品は、やはりチャップリンでしたね^^