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イーオン・フラックス

2006年03月13日 00時50分27秒 | 映画 あ行
原題:『AEON FLUX』

監督:カリン・クサマ 
脚本:フィル・ヘイ
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:グレーム・レヴェル 
衣装デザイン:ベアトリス・アルナ・パッツアー

出演:シャーリーズ・セロン/フランシス・マクドーマンド/マートン・ソーカス/アメリア・ワーナー/ピート・ポスルスウェイト

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2003年に公開された「モンスター」の醜女殺人犯役を必死に振り払おうとしているのかもしれない。それ以降に出演した「ミニミニ大作戦」「トリコロールに燃えて」「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」「スタンドアップ」「イーオン・フラックス」とことごとく美貌をアピールしているように思えてならない。

今回は近未来女性戦士役です。壁を這う動きは「キャット・ウーマン」と「スパイダーマン」をミックスさせたような感じでした。彼女の抜群のプロポーションに加え着用していたコスチュームがとても格好が良いのである。背中の肩口に付けたホルスターが斬新だと思う人もいるかもしれませんが、実はそれ以前にもブルース・ウィルスが「ダイハード」のラストシーンで既にやっていたのです。でもあの時はガムテープでしたけど(笑)

黒で統一されたコスチュームといえば「アンダー・ワールド」のケイト・ベッキンセールを真っ先に思い出す。確かあの時も今までアクション映画に出たことのなかった女優が初めてアクション映画に出演するということでクールなイメージを全面に押し出すという意味では黒色は非常に有効なのでしょう。

冒頭の衣装に関してはまるで“オートクチュール”のファッションスタイル。彼女自身モデルの経験もあることから“パリの春夏コレクション新作発表”を見ているような感覚になった。

舞台は西暦2415年のウィルスに汚染された世界で僅かに生き残った人類が理想壁のなかで外界から隔離されて生活している。この辺りの設定は「アイランド」によく似ていて閉鎖的な空間を描こうとしていたのかも知れない。しかし本編を観る限り一般市民の生活ぶりが全く描かれてなく反政府組織“モニカン”だけを描いてしまっているため全体像がまるで見えてこない。

映像は非常に優れている。CGの効果もありますがどのシーンに於いてもとにかく綺麗。撮影はスチュアート・ドライバーグである。過去の有名作品は「ピアノ・レッスン」「ある貴婦人の肖像」「ニューヨークの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」と絵作りに関しては超一流カメラマンである。

これは、シャーリーズ・セロンのアイドル映画ですね。彼女の出演なしでは絶対に取れなかった巨額の製作費6000万ドル(約73億円)ですが興行収入で元はとれるのだろうかと心配になります(笑)


評価:★★

「イーオン・フラックス」オフィシャルサイト米版
http://www.aeonflux.com/




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2 コメント

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光太さんへ (ituka)
2012-03-28 21:45:22
こんばんは。

そうですね。
シャーリーズ・セロンは綺麗だと思います。
初めてのアクションでは腰を痛めたそうです。
女優は大変だ^^
返信する
Unknown (光太)
2012-03-28 12:12:15
シャーリーズ・セロンが綺麗だったので
それだけで十分です!
返信する

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