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フライト・ゲーム

2014年09月06日 19時39分28秒 | 映画 は行
評価:★★★★【4点】



『フライト』のデンゼル機長がこの機を操縦してたら
英国戦闘機を前に背面飛行もしかねない新たな恐怖が待っている。

そして、ラストの会話も粋な台詞で締めたことでしょう(笑)



一般の乗客を装い旅客機の警備に当たる航空保安官の
ビル・マークス。
酒が手放せず、決して品行方正とは言えない彼が
今回乗り込むのは、NY発ロンドン行きの便。
大西洋の上空を飛行中の真夜中、
機内ではほとんどの乗客が寝静まっていた。
その時、ビルの携帯に不審なメールが届く。
明らかにビルの行動を監視していると思われる正体不明の送信者は
“指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、
20分ごとに機内の誰かを殺す”とビルを脅迫。
やがて思いもよらぬ形で1人目の犠牲者が出てしまう。
そんな中、犯人の指定する口座がビルの名義と判明、
地上の保安局ではビルこそが容疑者の筆頭と考え始める。
孤立無援の中、それでも見えない犯人の尻尾を掴もうと
懸命に捜査を続けるビルだったが…。
<allcinema>




【ネタバレあります。要注意】


旅客機という閉鎖空間を上手く利用しサスペンスを盛り上げる。
今や最も頼れる男として名を売るリーアム・ニーソン笑)

国家、あるいは地方の特別公務員という立派な
肩書きを背負っているだけで安心して見ていられるのだ。

今回も、突然舞い込む難事件を彼の持つスキルで
なんとか処理してしまう行動力はやはり健在だった。
多少の荒っぽさはガタイのでかい彼ならではのものだ。

ただ、ストーリー的には、意外な犯人像と思わせながら
実は、、、大した驚きもない人物であったのが痛かった。

この辺りは普通のB級アクションの域を超えてなかった分
若干ではあるが勿体なかった気がする。


【今週のツッコミ】
・1952年生まれ62歳のリーアムですが、これだけのヒーローを
 難なくこなしてしまう体力には驚くばかり。
 まだまだ続けてほしい取締官役ですが
 リーアムの職種は今後なにが残っているかが気になるところ(笑)

・NY市警の乗客との連係プレイにチョイとウルっときました^^

・英国アクアランティック10便にCC(英国ではキャビンクルー)
 がふたりだけしか出てこない^^;
 (規定では乗客50人に対し最低1名以上なので本機に3人は必要)

・CCナンシーとビルって過去に寝た経験はないよね(こら)

・ワタシは途中までナンシー怪しいと(爆)

・その後、ナンシーこそビルの子供かと(おいおい)

・NYからロンドンまでひとり旅の幼い少女ベッカは
 今後、トラウマにならなければいいのだが(笑)

・水没した携帯の復活ってほんとうにアレでいいの?
 この先、もしもそうなった時のため覚えておきたい裏技だ(爆)

・高度8000メートルまで降下する云々は勉強になった。

・Q:アップル社に面接に行く乗客はなぜわざわざ協力を?
 A:たぶん、犯人像から遠く離れた存在だとアピールしたかったのでしょう。

・窓際の席にこだわったジェン(ジュリアン・ムーア)の言う
 「ただ寝るだけの人もいるから」ってお前も寝てるだろ!だった^^

・リーアム「これから何処へ?」
 デンゼル「決めてないから呑みに行こう」←あんた次のフライトいいのかよ。
--------------------------------------------------------
監督:ジャウマ・コレット=セラ
脚本:ジョン・W・リチャードソン/クリス・ローチ/ライアン・イングル
音楽:ジョン・オットマン


出演:リーアム・ニーソン/ジュリアン・ムーア/ミシェル・ドッカリー/
    ルピタ・ニョンゴ/スクート・マクネイリー


『フライト・ゲーム』

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10 コメント

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Unknown (えふ)
2014-09-07 11:51:21
デンゼルが機長だたら、大変なことになてましたね(爆
犯人がもっと大物だろう!とおもいきや、、、
しょぼくてしょぼくて~~(汗
でも最後の着陸シーンは手に汗にぎったわ。
返信する
こんにちは (りお)
2014-09-07 16:28:46
確かに、デンゼルが機長だったら、最後は背面飛行ですね。
それでも良かったかも(笑)

CCが2人ってのはひどいですよねえ。
映っていないだけで、きっといたんだろうと思うしかないですが。
返信する
Unknown (mariyon)
2014-09-07 20:49:28
リーアムおじさんの行動力と、切れっぷりは
ぜったいこんな人とかかわりたくないって思ったけど
娘を亡くしているぶん、今回の方が危険ですね。

それにしても、犯人は乗客の中の誰でもOKってくらい
なんだかなぁ~~って感じでした。

デンゼル機長もリーアム保安官もアルコール依存。
恐ろしいフライトです。
返信する
えふさんへ (ituka)
2014-09-07 21:32:33
デンゼル機長だったら彼の野性的直感で操縦席の後ろで金属音がしただけで
防御出来たと思っています。
少なくとも吹き矢程度ならフルフェイスのヘルメット被ってしまえばいいですもんね(爆)
ただ、機長がヘルメット被っていたら他の乗務員の不安が膨らみますね(爆)

犯人しょぼかった!
しかも、パラシュートで脱出ってどうなんでしょうね~^^;
返信する
りおさんへ (ituka)
2014-09-07 21:42:30
デンゼル機長、あの映画でなぜ時背面飛行したのかは、もう忘れましたが
彼なら英国戦闘機が追尾してきた時点で絶対に曲芸やってますよね(爆)

今、昔のディズニーアニメの実写化がハリウッドの流行りというなら
こういう大物俳優の似たシチュエーション映画のパロディ作ってほしいと思いました(笑)
しかも洒落の効く俳優なら同じ役でも出演されるでしょうから^^

CCナンシーが尻軽女に見えてしまったこと反省してます^^;
返信する
mariyonさんへ (ituka)
2014-09-07 21:50:54
確かに娘を亡くしてる分、今回の方が危険な行動に出やすかったですね。
途中までナンシーのこと本当の娘と思って観ていたんですよ。
機内で別のCC(ルピタ・ニョンゴ)がナンシーに「知り合い?」って聞いたところからです(爆)
あれは、航空保安官である彼を以前に知ったということでしょうかね~。

乗客全員手を挙げてるのにどうやって送信できたのか
そこのところの種明かしは必要ですよね。
まさか、ここでも『her』のように話しかけるだけで送信完了してたんでしょうかね~不思議(笑)
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あー (オリーブリー)
2014-09-10 17:25:16
私も途中までCAが娘かと思いました(笑)
最初の電話とか、ビルさんに訳アリな事情作りすぎだよって。
返信する
オリーブリーさんへ (ituka)
2014-09-11 00:11:12
ナンシーが妙に訳有りな表情、態度でしたよね(笑)
この映画ってたぶん、ラストから撮って行って、如何に客を騙そうかと
いろいろやってるうちに訳分かんなくなったんだと(爆)

犯人探しは結構アバウトでしたね^^;
メールは手で打つものと決め付けてる時点で、相手の思うつぼだったり(笑)
返信する
リーアム、次は・・・ (ami)
2014-10-11 21:01:44
元刑事の私立探偵(『A Walk Among The Tombstones』)らしいですね(笑)

最後、てっきりヘタレだとばかり思っていた副操縦士が意外にデキる男だったのにはビックリしました(笑)
返信する
amiさんへ (ituka)
2014-10-12 00:55:15
『96時間』から怒涛のヒーロー的俳優さんですが
本日観てきた『荒野はつらいよ』の極悪なキャラもすごくいい!(爆)
でも、表情の節々に善人っぽさがあるのは、観客側の勝手なイメージなのかも^^;

>元刑事の私立探偵(『A Walk Among The Tombstones』)

おー!これ絶対観たいです(笑)
そういや、『96時間3』もまもなく公開されそうですね。

あの副操縦士こそ犯人だと思っていた自分が恥ずかしいです(いや、そこまで反省しなくても)
返信する

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