評価:★★★☆【3,5点】
大手スタジオ側のことを「我がままな奴ら」発言する監督さん。
映画は監督のモノだ!と豪語するアンタこそ我がままに見えたが(笑)
これを受け、少し前にマイケル・ベイ監督の演出に文句を言った
ミーガン・フォックスの気持ちも分かる気がする^^;
で、そのお二人、年末の『ミュータント・タートルズ』で
プロデューサーと俳優という位置づけで和解されてる模様(笑)
◇
ブルース・リーを崇拝するこの道25年の
ベテラン・スーツアクター、本城渉。
いつか“顔出し”で映画出演するという未だ叶わぬ夢を追い続け、
愚直に鍛錬に励む日々。それでも、
もはや身体は悲鳴をあげ、妻子にも愛想を尽かされ、
おまけに初めての顔出しのチャンスは、
特撮ヒーローをバカにする売り出し中の新人、
一ノ瀬リョウに奪われる始末。
ところが、そんな崖っぷちの本城のもとに、
ハリウッドが手がける忍者アクション大作「ラストブレイド」への
出演という思いも寄らぬオファーが舞い込んでくる。
ようやく巡ってきた一世一代のチャンス。
しかしそれは、命の危険を伴うあまりにも無謀なスタントだった。
<allcinema>
本作と先日公開された『太秦ライムライト』をつい比較したくなる。
今年の初めにNHK・BSプレミアムで放送された『太秦ライムライト』。
そのとき観たのはテレビ編集版(102分)ということらしく
6月14日から劇場公開された方は完全版という位置づけとのこと。
某映画サイトで異常な高評価となっている『太秦~』だが
ワタシ的には、ストーリーが王道で結末が普通に予想できる。
それはそれで、そこを追及する映画ではないので問題はないが
やはり、ベタな展開は余程のことがないかぎり退屈してしまう。
まあ、完全版を観てないのでなんとも言えませんが。
さて、その『太秦~』と比べると本作の方はまだ観易かった。
こういう戦隊モノは自分が子供の頃にはなかったが
我が子の幼少期に嫌というくらい観たものだ(笑)
その時はスーツアクターのことなど何も考えなかったが
本作でいかに大変な職業かがビンビン伝わってくる。
いつか、顔出しの俳優として認められたい!という夢を追う男たち。
主人公の言葉がするどく胸を突く!
「オレがやらなきゃ誰も信じなくなるぜ!」
この台詞に思わず胸が熱くなってしまったのだが
『蒲田行進曲』のような深いドラマがもう少し欲しかったかな。
【今週のツッコミ】
・この映画観て、大ショック!!!戦隊モノに必ずいる紅一点。
まさかヒロインアクターに寺島進さんが入っていたとは。。。(爆)
これやめてほしいわ~、一気に興醒めしちゃったわ。
今まで、ヒロインが闘う姿にウットリしてたワタシは大バカだった。
・ハリウッド映画『ラスト・ブレイド』という忍者アクションは
製作費約60億円ということらしい。
ちなみに『第9地区』は30億円で低予算映画の扱いだった。
・ハリウッドに言わせると、日本にはアクションスターがいないらしい。
これは無知な監督の台詞だと認識しておこう。
・『ラスト・ブレイド』の監督のアクションシーンのこだわりは
70年代アクションへのリスペクトだと捉えたが
今の時代、さすがにそこまでの危険なスタントはダメでしょ!
といいながらリアルアクションを求めてしまう我がままなワタシ^^;
・CGなしワイヤーなしの危険なアクションといえば
ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』が真っ先に思い浮かぶ。
・『太秦ライムライト』にも日の当らないヒーローを称える役として
松方弘樹氏が出演されてました(笑)
・本城渉の一人娘は文字が嫌いらしい(爆)
この子、杉咲花という若手女優でぐっさんの最後の肉を横取りする子(笑)
・売出し中の礼儀のなってない新人俳優が最後で評価大!^^
あの映画は、何かの刑事アクションなんだろうか(笑)
母ちゃんと会えてよかったね^^
---------------------------------------------------------------
監督:武正晴
脚本:水野敬也/李鳳宇
音楽:イ・ドンジュン
出演:唐沢寿明/福士蒼汰/黒谷友香/寺島進/草野イニ/小出恵介/
加藤雅也/松方弘樹/和久井映見
『イン・ザ・ヒーロー』
大手スタジオ側のことを「我がままな奴ら」発言する監督さん。
映画は監督のモノだ!と豪語するアンタこそ我がままに見えたが(笑)
これを受け、少し前にマイケル・ベイ監督の演出に文句を言った
ミーガン・フォックスの気持ちも分かる気がする^^;
で、そのお二人、年末の『ミュータント・タートルズ』で
プロデューサーと俳優という位置づけで和解されてる模様(笑)
◇
ブルース・リーを崇拝するこの道25年の
ベテラン・スーツアクター、本城渉。
いつか“顔出し”で映画出演するという未だ叶わぬ夢を追い続け、
愚直に鍛錬に励む日々。それでも、
もはや身体は悲鳴をあげ、妻子にも愛想を尽かされ、
おまけに初めての顔出しのチャンスは、
特撮ヒーローをバカにする売り出し中の新人、
一ノ瀬リョウに奪われる始末。
ところが、そんな崖っぷちの本城のもとに、
ハリウッドが手がける忍者アクション大作「ラストブレイド」への
出演という思いも寄らぬオファーが舞い込んでくる。
ようやく巡ってきた一世一代のチャンス。
しかしそれは、命の危険を伴うあまりにも無謀なスタントだった。
<allcinema>
本作と先日公開された『太秦ライムライト』をつい比較したくなる。
今年の初めにNHK・BSプレミアムで放送された『太秦ライムライト』。
そのとき観たのはテレビ編集版(102分)ということらしく
6月14日から劇場公開された方は完全版という位置づけとのこと。
某映画サイトで異常な高評価となっている『太秦~』だが
ワタシ的には、ストーリーが王道で結末が普通に予想できる。
それはそれで、そこを追及する映画ではないので問題はないが
やはり、ベタな展開は余程のことがないかぎり退屈してしまう。
まあ、完全版を観てないのでなんとも言えませんが。
さて、その『太秦~』と比べると本作の方はまだ観易かった。
こういう戦隊モノは自分が子供の頃にはなかったが
我が子の幼少期に嫌というくらい観たものだ(笑)
その時はスーツアクターのことなど何も考えなかったが
本作でいかに大変な職業かがビンビン伝わってくる。
いつか、顔出しの俳優として認められたい!という夢を追う男たち。
主人公の言葉がするどく胸を突く!
「オレがやらなきゃ誰も信じなくなるぜ!」
この台詞に思わず胸が熱くなってしまったのだが
『蒲田行進曲』のような深いドラマがもう少し欲しかったかな。
【今週のツッコミ】
・この映画観て、大ショック!!!戦隊モノに必ずいる紅一点。
まさかヒロインアクターに寺島進さんが入っていたとは。。。(爆)
これやめてほしいわ~、一気に興醒めしちゃったわ。
今まで、ヒロインが闘う姿にウットリしてたワタシは大バカだった。
・ハリウッド映画『ラスト・ブレイド』という忍者アクションは
製作費約60億円ということらしい。
ちなみに『第9地区』は30億円で低予算映画の扱いだった。
・ハリウッドに言わせると、日本にはアクションスターがいないらしい。
これは無知な監督の台詞だと認識しておこう。
・『ラスト・ブレイド』の監督のアクションシーンのこだわりは
70年代アクションへのリスペクトだと捉えたが
今の時代、さすがにそこまでの危険なスタントはダメでしょ!
といいながらリアルアクションを求めてしまう我がままなワタシ^^;
・CGなしワイヤーなしの危険なアクションといえば
ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』が真っ先に思い浮かぶ。
・『太秦ライムライト』にも日の当らないヒーローを称える役として
松方弘樹氏が出演されてました(笑)
・本城渉の一人娘は文字が嫌いらしい(爆)
この子、杉咲花という若手女優でぐっさんの最後の肉を横取りする子(笑)
・売出し中の礼儀のなってない新人俳優が最後で評価大!^^
あの映画は、何かの刑事アクションなんだろうか(笑)
母ちゃんと会えてよかったね^^
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監督:武正晴
脚本:水野敬也/李鳳宇
音楽:イ・ドンジュン
出演:唐沢寿明/福士蒼汰/黒谷友香/寺島進/草野イニ/小出恵介/
加藤雅也/松方弘樹/和久井映見
『イン・ザ・ヒーロー』
コレは、エンドロール中徐々に込み上げたものが、終わってからドッときて、、、
なんか声あげて泣きたい気分になったんですよ~。
今週のツッコミ。いちいち同感~
それにしても、あの本城の奥さんに言い寄ったのが、あれほど元夫と真逆じゃなかったら?
いやはや、それでもヒヤヒヤさせる男=夢追う男
もうね、カッコよかった!
こういう単純に温かい作品って、好きです~♪
銀ちゃんとヤスの関係、かなり深かった(爆)
>なんか声あげて泣きたい気分になったんですよ
おお~!かなり嵌まってしまったのですね。
あの、エンドロールの静止画っていまいち分かってないワタシです^^;
>本城の奥さんに言い寄ったのが、あれほど元夫と真逆
旦那にきつい口調で「危険過ぎてバカじゃないの!?」だったのが
「あなたは仕事に命かけることできますか?」って新しい彼氏への台詞の時
チョイとウルっとなってしまいました(笑)
ラストの病棟であんなに温かい家族愛をみせられて
とても心地よかったです。
ただ、寺島さんのピンクキャラにはショックが大きすぎました(爆)
ほんとにブラつけてがんばってるひとは
案外多いそうです。
またそれを寺島さんにやらせるもんだから
インパクト大でしたね~(^_^;)
うん、夢追い人は恋人ならともかく
旦那となるとやっぱ女は現実的だからね~。
でもラスト家族がまとまってなんかめちゃうれしかったです。
私も蒲田行進曲とプロジェクトAがぱっと浮かびました(^-^)/
確かに広い世の中ですもんね。そういうアクターが居ても不思議ではないんですよね。
でも!この映画に限って言えば、青キャラに黒谷友香さんなんですもの~(笑)
これ普通に入れ替えたらいいやん!でしたよ(爆)
寺島さん、女性演技上手かったです(笑)
結婚式の時、赤キャラやってましたが、各キャラに動きの特徴とかあるんでしょうかね~^^
それが分かったら、かなりのマニアなんでしょうね(笑)
>私も蒲田行進曲とプロジェクトAがぱっと浮かびました(^-^)/
ですよね!よかった(笑)