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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY

2022年12月23日 22時10分24秒 | 映画 は行
評価★★★★【4点】(12)



圧巻の歌声!ホイットニーを再確認できる良作。



2012年に48歳の若さで急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストンの
波乱万丈の人生を映画化した音楽伝記ドラマ。
若きホイットニーが名音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに
見出され、二人三脚でジャンルも人種も超えた
“グレイテストソング”を次々と生み出し、スターダムへと
駆け上がっていくさまを、数々のヒット曲とともに描き出していく。
<allcinema>



デビューして瞬く間に飛ぶ鳥を落とす勢いで頂点に上り詰め
そこからの10年間は音楽の世界で常にトップを君臨。
1991年のスーパーボウルの国歌斉唱に関しては
史上最高の歌声と称され、そこから翌年の映画主演とくる。
当時の売れっ子ケヴィン・コスナーが直接指名したという。

頂点を極めたトップシンガーではありますが
ワタシ的には彼女の歌は3~4曲程度しか知らなくて
ほとんどホイットニーを語ることはできないのでご容赦。
『ボディガード』は当時鑑賞してます。

輝く表舞台の裏でさまざまな問題が徐々に露呈するのは
今さらながら語りつくされたストーリーですが、彼女もまた
超多忙なスケジュールに加え、夫の不貞ときてストレスを抱える。

ま、エルヴィス物語じゃないけど彼女もまた身内によって
資産が亡くなり、あれだけ売れたにもかかわらず後に破産宣告。
度重なるストレスから薬物に手を出し身を滅ぼしていく。
(エルヴィスは薬には手を出さなかった、ここえらい)

こういった波乱万丈な人生があってこそ映画になりうるから
伝記映画のオファーがきたら身内は覚悟しないといけない。

ところで、
主役のナオミ・アッキーがすべて歌っていると思ったら
さすがにあの歌声は再現できないということで口パクらしい。
でも少女時代の聖歌隊ソリストやレッスンシーンは
実際に歌っているのであながち彼女で正解だったかもしれない。

いや、全部口パクならもっとホイットニーに似た
可愛い俳優がいたんじゃないの?と思っていたから(←よせって)



【今週のツッコミ】

・敏腕プロデューサーが最後までいい人でホッとする。
 それに対して父親は最後まで娘との溝は埋まらなかった。

・女子高で意気投合したロビンの燥ぐ動作はチンパンジー。

・改めまして、ホイットニーの功績には驚くばかり。

・主演映画『ボディガード』のオファーに乗り気でなかったが
 相手役がケヴィン・コスナーと分かった途端、態度が豹変!
 このシーン劇場に笑い声が起こりました。

・30年前のケヴィンが若い!ギャラ出るのか?
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監督:ケイシー・レモンズ
脚本:アンソニー・マクカーテン
音楽:チャンダ・ダンシー
出演:ナオミ・アッキー、スタンリー・トゥッチ、アシュトン・サンダーズ

『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (margot2005)
2022-12-28 16:14:15
いつか伝記ものが制作されると思っていました。
ホイットニーの歌を歌うのは俳優じゃ無理だった
ようですね。
あまり似てないけどナオミ・アッキーはniceな
キャスティングでした。
エルヴィスのマネージャーと違って
善人のマネージャー、演じるスタンリー・トゥッチ
ピッタリでした。
>伝記映画のオファーがきたら身内は覚悟しないと...
ですね!
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margotさんへ (ituka)
2022-12-28 17:44:25
『バーレスク』から始まりここ最近ミュージック映画にはスタンリー・トゥッチと思ってるワタシですが
序盤、クラブで歌うホイットニー見てOK出したとき
そこではまだ、あの髪型のせいか悪徳のニオイがしてました。
でも、どんどんいい人ということが分かり不思議な安心感に包まれました。
まさか父親が敵になるとは。。。
エルヴィスもですけど、現在も稼いだマネーを搾取されてるアーティストがいるのかもしれませんね。
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