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ミケマル的 本の虫な日々

反田恭平 Japan National Orchestra 2023夏ツアー


今日はクラシックを聴きに行きました。
ショパンコンクールで2位になった反田恭平さんが出るというので、ミーハーな気持ちで、一回聴いてみたいなと思って。

反田恭平プロデュース Japan National Orchestra 2023夏ツアー



 山口市民会館は満員でチケットは売り切れ。
私のようなミーハーもいると思うけれど、若い方が多くて、クラシックを聞くのがお好きな方だけでなく、音楽をやっている方が多く来ているんだろうなと思いました。

このオーケストラのメンバーは反田さんがソリストとしても活躍しているような同世代の演奏家に声をかけて結成したそうで、全員がお若い!
私はクラシックのコンサートをそれほど聴きに行くことがないので、比較も多くはできないのですが、すごくフレッシュな中にも繊細な演奏だった。

モーツアルトのピアノ協奏曲第15番 変ロ長調K.450
  反田さんがピアノと指揮。
私は初めて聞く曲でしたが、とても明るくて反田さんのピアノとオーケストラの思いがけない感じの掛け合いがあって、楽しい曲でした。
指揮しながらピアノ弾くってTVで見たことあるけど、実際には初めて見ました。
すごい技術だなと。
アンコールでは反田さんが「トルコ行進曲」を弾いてくれたのですが。
独特の強弱で弾かれて、新しいトルコ行進曲だった!

 私はてっきり全て反田さんのピアノが入るのかと思っていたのですが、ピアノはここまででした。

チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲 イ長調 作品33
 チェロの独奏がある曲で、私のイメージの中のチャイコフスキーの暗い感じとは違うまさにロココ調の優雅な曲。
反田さんはここからの2曲は指揮でした。
チェロが好きなので、その音色が素晴らしかった。
アンコールではチェロで現代音楽の曲を弾いてくださったのですが、普段現代音楽って聞かない私でも、引き込まれました。

モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 K.550
 やっと知っているメロディーが来た!(笑)
短調の曲調と長調の曲調とが現れて、聞き応えがありました。

 クラシックには全く詳しくないので、ざっくりとした感想ですが、最後の曲のラストでなんか涙が出そうになりました。
若い演奏家の方々の渾身の演奏を聞いたなという気持ちがしたからかもしれません。
皆さん、研鑽を積んだ一流の方々なんだろうなと感じました。

 反田さんはご自分が有名になったというだけでなく、同世代の音楽家と一緒に活動することで、クラシックの裾野を広げるべく頑張っているのかなと思ったし、これからはピアノの演奏家としてだけでなく指揮の方に力を入れていくのかしらとも感じました。
なんと、反田さんのお誕生日だったみたいで、最後のアンコールの時にオーケストラがハッピーバースデーを演奏して、ケーキと花束贈呈があったりして、ちょっと和みました。

 ミーハーな気持ちだけど、聴きに行って良かったな〜。
しかし、ジャズばっかり聴きに行ってると、ソリストが演奏を終わると拍手したくなるの習性が怖い(笑)
楽章の間でも拍手しそうになるのも。
やっぱりジャズのいい加減なところが好きだな〜なんて思ったけど、色々な音楽聞くのはいいなと思いつつ帰ってきました。




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