昨日はタリーズで読書しました。
TSUTAYA山口葵店では隣接のタリーズで何か頼むと店内の本や雑誌を席で読むことができるのです！
いいのか？と最初は戸惑ったけど、良いのです。
とは言っても、みんな読んでるわけではなく普通におしゃべりしたりしてる人の方が多いのですが。
私は本を読むために飲み物頼んで座ります。
いつもはカフェラテなんだけど、今おすすめの抹茶ラテにしてみました。
タリーズに入る前にTSUTAYAの店内を偵察しておいて、飲み物がきてから（持ってきてくれます）読みたい本を取りに行く作戦。
今日は新刊コーナーの3冊を持ってきてみました。
何冊までとか書いてないので制限は無いのでしょうが、大量に持ってくるのもなんなので、このくらいで。
『60歳からの人生デザイン』秋田道夫
『いとし、君へ』koto
『僕らのto be continued』おおはらMEN
1冊目の『60歳からの〜』著者はお仕事がプロダクトデザイナーだそうで、なので人生デザインなのね。
60歳になったら自由に生きようという本は好き（笑）
だって、私もそう思っているので。
「手ぶらで、笑顔で、機嫌よく過ごすための美学」だそう。
この本で「今置かれた状況を機嫌よくいなす」ことが秘訣と書いてありました。
何歳であってもそうですが、人生の状況は調子の良い時も悪い時もある。
それはそれとして、その状況に大きく左右されずにいちいちメンタルを左右されずに機嫌よくいる。
そして、いなすってところがなかなかいいなと思ったのでした。
まあ、悟りを開くってことかもしれませんが。
この方は職業柄かもしれませんが、なかなかお洒落な方のようで、TPOにあった服装は大切とか、地域で受け入れられるにはとか、色々と書かれていました。
読んでいると、納得するところとそうかな？と思うところもあったけれど、その人その人で色々と考えて老後を過ごしていくのはいいことだなと思います。
最近、世の中の事や身近な事に怒ったりイライラする時間はもうもったいないなと思うようになってきたので、これからは自分のやりたいことや良きことにフォーカスして悔いのないように過ごしたいなと思うようになりました。
なので、細部のこだわりは違うけれど、大体私と同じご意見だなと思いつつ読んでいました。
『いとし、君へ』は二四節気・七十二候の日本の季節の暦の説明とそれに因んだ短歌などを美しい写真と一緒に紹介する本でした。
9月なのに暑い日に見ていたので、秋のところを中心にパラパラと読みました。
早く秋が来ないかな〜と思いながら。
美しい写真と歌、そして暦が絶妙で季節の多彩さが感じられる本でした。
全部は読まずにページの美しさを楽しみました。
3冊の中で一番真剣に読んだのは『ぼくらのto be continued』
著者のおおはらMENさんはゲーム実況解説のユーチューバーだそうで、その分野では有名な方のようです。
どうやってここまで来たかという自分の体験を書いている本。
それが、とても面白かった。
公務員か実況者かと帯に書いてありますが、大学を出る少し前に岐路に立ったそうで、それまでは真剣に国家公務員になろうと思っていたそう。
お父さんが国家公務員であり、良き家庭人であり、人生も楽しんでいるような方だったので、自分もそうなろうと思っていたとのこと。
これでもわかるように、この方のご両親がいわゆる普通の方ではあるけれど、普通ではない柔軟で丁度良い放任と関心で育てていらっしゃるのがわかります。
さらに、小学校受験をしてストレートに高校まで行き、さらに指定校推薦で大学に入ったので、受験勉強をする必要がなくて、最低限の勉強以外はゲームできたのが良かったそうな！
確かにゲームばっかりしてたようなんだけど、そのゲームで培った合理的で理論的なやり方で勉強も最低限しているのがわかります。
そして、ゲームの友達とそれ以外の親しい友達もいて、青春を楽しんでいる様子も読んでいて楽しいのでした。
題名が「ぼくらの」とあるところが、著者1人ではなく周辺の人々を大切にしていて、描いているのがわかります。
フィギュアの宇野昌磨くんがゲームがプロ級なのでYouTubeで参加しているゲーム実況をチラッと見たことあるのですが、そのゲームをしてないと全くわからない世界でした。
でも、すごく需要があるのはわかりました。
私もドラクエとかFF（ファイナルファンタジー）は昔やっていたので、今やっていたらそのゲームの実況見たかもな〜なんて思いました。
ということで、2時間半くらいタリーズで読書して、申し訳ないが今回は本は戻して帰ってきました。
買って帰ることも結構ありますが、今回は読了しちゃったのですみません。
折ぐせがつかないように、飲み物で汚さないように気を使いますが、新刊の本を読めるのは嬉しい。
同じ店内にあるスーパーでちょっと買い物して5時半くらいにお店を出たらまだ暑かったけれど、雲を見上げたら少しだけ秋らしい感じになっていました。
