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ミケマル的 本の虫な日々

ブログほぼ毎日書き始めて一年経ちました〜〜!


去年の7月に長年時々書いていたブログを心機一転ほぼ毎日書いていこう❗️と思って、今日に至りました。

       


アウトプットが大切っていう本を読んで、毎日書き始めました。

自分でも、1年も毎日アップできるとは思わず、とりあえず続けてみようと思って続けてきたら、1年経ちました。

 この頃は毎日書くのが習慣になってきたような🤗

 
今日は1日家にいたので、名越康文さんの本を2冊読みました。

①『驚く力・矛盾に満ちた世界を生き抜くための心の技法』
②『ひとりぽっちこそが生存戦略である』
  



 最近名越さんのYouTubeを拝見するようになって、とても興味深く面白いけれど、著書を一冊も読んでないなと思って、アマゾンさんで買いました。

 たくさん書いておられるけれど、なんとなく題名で選んだ2冊です。

①は2013年に出版されて、2018年に文庫版が出版
②は2017年に出版されています

 ①の2018年の文庫版あとがきにもご自身が書いてますが、この2冊には共通したテーマが意図せずに書かれているということです。
なので、両方読んでよかったと思います。

 名越さんは多くの患者さんをみてきた精神科医師なので、テーマは気持ちの持ち方、考え方についての本です。
今の日本に暮らす私たちの陥りがちな精神の問題についても多く書かれています。

 YouTubeを拝見して、名越さんの考え方に共感を多く覚えたので、この2冊の本の内容も、なるほどな〜❗️と思うところがたくさんありました。

①『驚く力・矛盾に満ちた世界を生き抜くための心の技法』

 矛盾のない世界なんてないわけで、その中で多かれ少なかれストレスを感じつつ生きているわけですが、大きな前提としてあるのは、
「他人は変えることができない。変えることができるのは自分だけ」
 これは精神科的にも確立された事のようです。

 私も随分前に気がついたのか、何かで読んだのかは忘れましたが、たとえ子供であっても、「自分でない人は変えられない」と思っています。
子供を育てている時も、夫婦の間でも、いくら親しくても違う人間だから相手を変える事はできないなと思ったのだと思います。

 なので、自分の考え方や心の持ち方を変えてみるというのが大切。

この本の中では「驚く力」を育み、世界の捉え方を変える、ということがテーマです。
新しい事に歳をとっても新鮮に驚ける力、それを楽しめる心を持つ事。
そこから思い込みやラベリングの向こう側の世界を見る事。
学ぶ事によって得られる成果のみを大切にするより学ぶプロセスそのものを楽しむ。学ぶ今を楽しむ。 など。

 色々と興味深いことが書かれていて、面白かったです。
中でも、人の心は良い悪いを問わずより強い刺激を求めてしまう、現代に生きる人はより強い刺激を求めていつまでも満足できない状態を退屈と呼んでいて、「刺激依存症の世界」に生きている。
そのために、事実よりもそこからの妄想による「脳内刺激」に傷ついてしまうことが多いということ。

 過去の自分から手を放すことが大切。
やり残したことにこだわらない。
過去に対する渇きが原因で、ついつい話を盛ってしまう時は要注意。

 小さな不安はこまめに取り除く。
他人の評価に惑わされずいられる第二の所属場所を持つことが大切である。
 承認欲求や嫉妬に虜になったら幸せにはなれないから、それらを感じない場所が必要。
  ⬇️
これは②のテーマに結びついています。


 最後の方に、知的無駄話のできる相手、仲間がいたら良い、とあって、本当にそうだな〜〜と思いました。
領域の壁を越えるレベルの異なる知が縦横無尽につながっている無駄話。
答えや駆け引きのない自由な心で話せる場所があったら、それは本当に幸せなことだなと思いました。

 また、「世の中はお金で説明できるものが半分、もう半分はお金で説明できないもの」
そのお金で説明できない物は使えば使うほど増える物。
お金の論理で全てを一般化すると現実を正しく理解し豊かに過ごす事に大きな隔たりが出てくる。
それに対抗していかないと、どんどんお金の論理に入っていってしまう。お金の論理に対して対抗する代表的なものが『書くこと』❗️だそうです。

 なんかこれに一番感動しました。
言葉を深める事は思考を深める事だから、書くことによって頭の中の対話が始まる。
書く事で驚く力を飛躍的に伸ばしてくれる❗️そうですよ。

 このブログを毎日書き始めてちょうど1年で、こんな示唆を受けるとは、なんかすごく嬉しくなりました。
 私も1年拙いブログを書くことによって、成長できたかもしれない?😳と思わせていただきました!

 ただし、きちんと書くトレーニングをしていくことが大切で、それによって考えを深めていけるようにするのが大切ということです。
それによって、この本のテーマである「驚く力」を高める効果が出てくると。

 ブログを書く人に対しては、せっかく書くということの第一歩を踏み出しているから、もっと遠く、深く「書く」作業を進めてほしいとのこと。

 ううむ、私は第一歩を踏み出しただけだったか(笑)

でも、1年書き続けたから、次の目標は少しだけ遠く、深くを目指してみようかなと思いました。が、あまりハードル上げると続かないから、程々に過程を楽しもうと思います。

 と、長くなったので、②『ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である』は明日にします😅

        


 
 


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