プロゴルファー リーの事件スコア1
『怪しいスライス』
アーロン&シャーロット・エルキンズ著
寺尾まち子訳
ゴルフ初心者としては、書店でこの本を見かけたら、
手に取らないわけにはいかないでしょう(笑)
プロになったばかりで、ぎりぎりのところでゴルフツアーにでている
リーが事件に巻き込まれるのですが、
アメリカのプロゴルフ事情がまだしたずみの女子プロからの視点で
書かれていて、それも面白いし、
ところどころ出てくる、ゴルフの技術的なことも、興味深い。
ミステリーとしては、それほど奇をてらっていませんが、
楽しめました。
アメリカではシリーズ化しているので、続きが訳されたら、
また読みたいと思いました。
著者はご夫婦の共著なのですが、旦那さんのほうのアーロン・エルキンズ
って、なんか見たことあるな~~と思ったら。
訳者のあとがきで、スケルトン探偵シリーズの『古い骨』や『偽りの名画』
を書いた人だったのだと、知って、なるほどミステリーの中でも、
きちんと書かれているわけだなーーと思いました。
いつもは、私の読んだ本をあまり読まない旦那が、
この本は面白かったって言ってました。
もちろんゴルフが絡んでいるからだと思いますが・・・
気軽に読めるミステリーなので、ゴルフに興味のある人は
特に楽しめると思います
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