昨日も書いたデニス・テンメモリアル。
フィギュアのチャレンジシリーズというISU公認の国際大会の一つです。
今行われているグランプリシリーズ よりは格下のチャレンジシリーズの試合ですが、ISU公認の国際大会なので、世界ランキンングにも反映されます。
その大会で、かなだいこと哉中ちゃんと大ちゃんが金メダルを取りました❗️
スケートアメリカでレベルを取りこぼしたエレメンツを修正し、フリーでは内容を入れ替えたり、ほとんど移動の時間しかないような間だったのに、大きく改善されていました。
凄い修正能力と、コーチの指導が素晴らしいのだと思います。
大きな試合よりは点が出やすいとは言え、演技構成点はそれほど変化がなく技術点が伸びたのは、その修正によるものと思いました。
アイスダンスは3年目だけれど、これまでの長いフィギュア経験と、今季の練り上げたプログラムの賜物なんだろうな。
素敵なオペラ座とエキジビションナンバーがまた見られたのが嬉しい!
そして、本当に久しぶりに大ちゃん(とカナちゃん)が表彰台の真ん中に立って、君が代を聞くところを見たのでした。
大ちゃんが微笑みながら日の丸を見上げているのを見て、涙出そうになった。
しかし、その後でデニス・テン君について聞かれた現地インタビューに答える大ちゃんがアップされていて、英語で、
「テン君はなくなったけど、まだここに居るように感じる。
そして、僕たちを見てくれていると思う。」
と言っているのを聞いて、本当に泣けました。
テン君の記念碑にも行った写真があがっていました。
日本のアイスダンスの選手が公認国際大会で優勝したのはもちろん初めて。
シングルでも数々の日本男子初めてを達成してきた大ちゃんが、アイスダンスでも日本アイスダンス初めてを更新している。
そして、その初めての優勝がテン君の試合だったというのがまた感動でした。
今日から始まったスケートカナダではペアの三浦・木原のりくりゅうペアがショートプログラム1位という!
少しのミスがあっても堂々の1位!
このまま優勝しそうな勢いです。
優勝したらこれも日本初めての快挙です。
男子では宇野昌磨君が連続ジャンプで少し失敗があって2位、なんと1位はスケートアメリカでも活躍した三浦佳生君。
佳生くんは好調を続けていて、ジャンプ全てクリーンに決まりました。
今年の台風の目は佳生君かもしれません。
フリーでは昌磨君が逆転して優勝の予感がしますが、日本ワンツーで行って欲しいな。
男子、女子、ペアとも明日のフリーが楽しみです。