10月25日(金) 907回活動報告
爽やかな秋晴れの一日、にぎにぎしくも“まつたけ山秋の感謝祭”が開催されました(拍手)。
参加者26人が、班の垣根を越えて、小グループに分かれ数々のメニューを作っていきます。
夏日は尚も更新され続け地球沸騰中の日本列島、今年も自前の松茸は生えてくる気配は無い。買い求めた立派な松茸は、ハモのお吸い物とまつたけご飯になります。
4時間の早朝ドライブで小浜から仕入れてきたコッパ蟹は、茹でられて綺麗な朱色に変身です。とれたての新鮮なサンマ。皆に笑顔をもたらした事は言うまでもない。
水場の近くのポテトサラダ班、淡々と食材がカットされています。(左)
食器棚近くでは、カットされた鶏肉、玉ねぎ、万願寺とうがらしを串刺しにして、焼き鳥班が仕込み中です。(中)
一人で黙々と、10kg以上はあろうかと思われる鉄板で、カボチャと万願寺とうがらしを焼いていたのは宮崎さん。因みにこの鉄板、朝イチで水平器を使ってセットされていたお手製品。(右)
畑で採られたばかりの、秋刀魚にチュッと搾って食べると絶品な“すだち”が、いつの間にか運び込まれていました。すごい量です。
そうこうするうちにも、鱧は茹でられ、湯葉と松茸、カボスと共にお椀の中でスタンバイです。なでしこ班のお仕事に間違いはない。
竈門の上に置いた大型鉄板で焼き鳥をジュージュー焼いていたのは川本さん。食欲をそそる煙が漂い出しました。(左)
焼き鳥の後は休む間も無く秋刀魚も焼きます。今朝小浜で仕入れたばかりの新鮮で脂の乗った秋刀魚です。(中)
タイミングを見計らって、1升5合のお米とまつたけ入りのオカマが火に乗せられました。初挑戦の竈門炊き炊き込みご飯、さて上手く焼けるか…アウトドアの匠吉川さんの背中、スイッチが入りましたね。(右)
チームワークの勝利、予定通り12時に宴会スタートです。
まずは秋刀魚、茹で蟹、松茸と鱧のお吸い物、フライドポテト、焼き鳥、いつにも増して豪華です。(上)
暑いくらいな陽気に、持ち寄ったビール、ワイン、日本酒の杯が進みました。楽しく飲んで歓談しております。
そして、そして、メインのまつたけご飯が、遂に炊き上がりました。
4人がかりで混ぜ返しています。ふっくらと炊き上がっています。うっすらとお焦げも付いて完璧な炊き込みご飯に、匠は満面の笑顔でした。
26個の岩倉窯で焼かれたお茶碗も、今か今かとまつたけご飯がよそわれるのを待っています。
まつたけの香り漂うまつたけご飯です。お手製の胡瓜のお漬物がまた美味でした。
食事の後は、プレゼント(自宅に眠る不用品)交換会でした。一番のクジを引いたのは松浦さん、並べられた、袋を直感で選びます。
郵便局の現金封筒を選んだら、収穫間近の隼人瓜3個の引換券(笑)でした。
趣向を凝らしたプレゼントに笑顔が弾けました。
最後は恒例の記念撮影、皆さん素敵な笑顔が溢れました。
美味しいお食事、楽しい時間、愉快な仲間と共にこの香川山で今年も活動出来たことに感謝です。
最後まで、しっかり火の始末中の匠。(左)
元生ごみ箱の辺りに咲いている黄色いお花、よ〜く見ると冬瓜の実が付いてました。どこもかしこも実りの秋ですね。平和な日々がいつまでも続きますように。(右)
<お知らせ>
私たちの会を、長年研究対象として取り上げていらっしゃるトロント大学笹塚志保准教授の授業が、下記の日程で放送大学にて放映されるようです。ご興味のある方はご覧下さい。
フィールドワークと民族誌 第5回「新たな現実の創造を目指して:地球に棲まう存在の民俗誌」
11月 3日 18:30 BS231
11月10日 12: 30 “
11月30日. 21:30 ”
<ナカマ記>
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