CAD

2007-01-06 14:32:02 | 仕事

もともとPCを始めたきっかけはCADに興味を持ったからでした
私の仕事は大工といっても一般の木造大工ではない 主にマンションや学校、病院などの鉄筋コンクリート構造を手がけている型枠大工である
型枠大工というのはコンクリートを流し込む為の型枠を取り付けるのが仕事です
そんな型枠大工がなぜCADを使うのかなんて思う人がいるかもしれません
もちろん現場では使うことが無いでしょうが、現場に入る前には型枠を加工しないといけません
加工する為には図面上から寸法を計算して加工図に書き込み、それを職人さんが加工するのです
しかし現在の建物は複雑になってきていて、斜めやアール(円)などが多く見た目重視?のような建物が多くなってきた
5,6年前までは計算機や実際に原寸をおこし寸法を出していたが、これが結構大変(私には・・)
そんな時出てきた(前からあったが)のがCAD 凄いよねコンピューターって、ピッ!ピッ!ってやったら一発で寸法出るんですもんね
前までは職人さんから寸法合わないとかよくクレーム出てたのがCADを使ってからは少しは少なくなったかな


CADをある程度使いこなせる様になってくると、加工図(加工帳)もCADで書けるようになってくる
昔は紙に定規と鉛筆で1枚1枚書いていたのが、CADだと1フロアーCAD画面に全部書けるしそれを印刷すれば良いだけだから楽
今の職長さんの殆んどはCAD使っています まぁCADが無いと寸法出しに苦労する建物が多いのもありますが。

しかし大工やっててCAD(PC)使うとは思いませんでした それまでPCなんて触ったことも無いですからね
私も一応建築科卒業しましたが、図面はドラフター(図面台)で書いてましたもんね
これも時代の流れってやつですか・・・・・