こんにちは。
またしても久しぶりの更新です。
このごろの寒暖差ですっかり体調をくずしてしまっていました。
寝込むほどではないのですが、なかなか疲れがとれなくて、
年ですなぁ
でも、そのお陰でしばらく放置していた本を読むことができました。
その中の「休息万事」というページの言葉がとても心に響いたので、ちょっと紹介させて下さいね
「休息万事(ばんじをきゅうそくす)とは道元禅師の言葉であれやこれや思い煩う心の活動を休みなさいという禅語だそうです。
(余談ですが、私は最初「万事休矣 (ばんじきゅうす)」と思って読んでいました←アホ😓 )
抜粋すると、
現代はストレスが多い時代。残業をせずに早く帰れと言われたと思えば、結果を出せと発破をかけられたり…そんな日々を送っていたら誰だって疲れてしまう。スヌーピーは「素晴らしい明日に備えてたっぷり休む必要があるんだ。」と犬小屋の上で寝ますが、そうはできないのが人間。
でも、たまにはこのスヌーピーをお手本にして、ただ体を休めるのではなく、安心できる場所で、しがらみを離れて真実の休息をするのです。
…とありました。
安心できる場所で、しがらみを離れてこそ「真実の休息」
出来ているかなぁ…私にとってそういう場所はどこだろう
きっと絵の中、白い紙に向かっているときかな… 😶
で、思い出したのがこの落書き
使用画材:パステル&色鉛筆/B3サイズ製図用ケント紙(2002年5月制作)
この絵は2002年斎藤雅緒先生(1992製作)の保険会社のパンフレットをお手本に描きました。
描いた時期がGW、だから、ちょっと遊んでみたくなって、
当時山猫(夫)が定期購読していたラピュタにトミカの特集記事を見つけてチョロQを描きいれました。(画中の文字も手書きしたりしてけっこう大作なのです)
しかし、この陽気な絵とは裏腹に、
この頃は、そろそろ時空を彷徨うようになってきた義母(主人の母)との同居話が持ち上がって悩んでいた時期でした。
今までの気ままな生活を捨てて、やっていけるのだろうかと不安で不安で…
でも(義母には申し訳ないのですが)
この時は一番描きたかったハンバーグがとにかく思い通りになってくれなくれないことが一番で、「あっ」このチャーシューの時もそうだったのですが
使用画材:パステル&色鉛筆/BBケントボード(2004年7月制作)
肉ってどうしたら「肉らしく」見えるのかしら?美味しそうに見えるのかしら…と、頭の中がそのことばっかりで、そのジレンマのおかげか?他のことは気にならなくなっていました。
今になって思うと、私にとってはこの場所、絵を描くことが、いろんなしがらみから解放されて、安心できて、真実の休息ができてる場所、どこに居てもコレがあればきっと大丈夫…かな?なんて根拠も自信もないものの、この時、自分にとって大切な芯を掴んだような、妙にスッキリとした気分になった、思い出の落書きです。