たい焼き屋さんのイラスト…の試作。
…と書くと、なんか「やってる感」が満載なんですけど、さにあらず、
実はまだ「描けるかなぁ…」という…実験の段階。
頭で考えてもわからないので、とりあえず描いてみた
すると
おいおいコレ「たい焼き」じゃないんじゃない?
まるでパン?…でもない、食べられる気がしないんだけど…というシロモノになって、ようやく、目が覚めた。
ヤバい鯛焼きをナメていたぜ😓
そもそも「たい焼き」は今川焼きの粉で出来ていて、その「焼き型」には、
1匹ずつ焼き上げる型(一丁焼)と、
鉄板などで複数匹を一度に焼き上げる型…の2種類があり、
「たい焼き」の味にこだわる方々の中では、
前者で焼いた「たい焼き」を「天然物」・「一本焼き」・「一丁焼き」と呼び、
後者を「養殖物」・「連式」などと呼び、違いを明確にする場合があるそうな。
また、一般的なたい焼きの生地は、今川焼の材料に「重曹」が入っているので、焼いた時にふっくらと焼き上がる。
一方、今川焼きの方は重曹が入ってないから、どっしりとした生地に仕上がるそうな。
そして、今向き合っているお店の「たい焼き」は
これまたちょっと変わっていて、ウロコっていうより、網目っぽい。
聞けばご主人はもともと鋳物職人で、この型は手作りなのだそう…
そうか、そんなに奥が深いとは…ナメていたぜ…と深く反省し、
姿勢を正して描きなおしたのが、こっち↓
透けて見える餡子と、薄皮な感じ、あと端が残ってて羽根つき、パリパリな感じにも挑戦したつもりなんだけどな、どうじゃろう???
ちなみに
このウットリしている子猫ちゃんは私のお気に入りで
この絵にも登場しています
でも、この子の話はまた、次回。
余談ですが、
私の中で「たい焼き」と聞くと思い浮かぶのは
高橋留美子先生の「うる星やつら」に描かれていた、 主人公たちの行きつけの店「海老屋」あれがなんとも美味しそうで、青春で、羨ましかったなぁ