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そう言えば…

今さらのヌーボ

こんばんは

出かけるのが億劫で自分で前髪を切ったら、ブルース・リーみたいになってしまったいわしんぼです。ヤバいヤバいと思ってドンドン切ったら額がニョッキリ!顔が…寒いっ😱 

そんな前髪太郎な私のレジにも流れてきました「ボージョレーヌーボ」
9月頃にフランスで収穫された葡萄が、この日にはワインとなって届けられると思うと、なんだかワクワクしますね。

そもそもボジョレー・ヌーヴォーとは、フランスきっての銘醸地、ブルゴーニュのボジョレー地区で造られる、ワインの新酒(ヌーヴォー)のこと。
「ガメイ」と言う黒ブドウ品種を使って造られます。

ちなみに、ヌーヴォーは11月の第3木曜日午前0時より前に栓を抜いてはならないことになっているので、日本は日付変更線の関係で、本場フランスよりも約8時間早く楽しむことができるんですよ。

と言っても、私はワインにはとんと疎くて(バーボン派でして)
これはこの絵を置いていただいているレストラン&バー小佐渡さんの受け売り。なので、ワインに因んだ落書きでちょっぴりタイムマシーンです




定期的に絵を置いていただいている佐渡市(真野町)のレストラン小佐渡さんに持っていく為に描き始めたものですが、この頃は家の修復を始めたばかり…
「どうせ直すなら自分たちで出来るところはやって見ようよ!」なんて軽い思い付きで、壁をぬったり、床を張ったりと慌ただしくて、なんとコレ、出来上がるまでに3年もかかってしまいました。

で、ここら辺まで描けて喜んでいるさなか




義母の発言が時空を彷徨うようになって、介護という役割が増えてしまいました。でもね、不思議なんですけど忙しいほど描きたい気持ちが湧いてきます。
きっと、私の「描く」は現実逃避の手段なので、考え事があったり、考えなきゃいけないことがあったりするほうが集中できます。

描いていると心の中にいろんな声が聞こえてきます。さみしさを訴える声、寂しさをこらえろと叫ぶ声、もっと上手く立ち回れば…と諭す声など。
私にとって「描く」時間は、こういう自分たちと合意しながら話し合い、揺らぎ、対峙する貴重な私時間なのです。

で、じゃん♪



ワインにはほぼ、全く、、知識がないのでこんな色でいいのかどうか?
ここまで来て急に不安になってしまって、仕上げは村松誠先生のイラスト集をお手本に塗り重ねました。
いろんな画集や写真をみたけど一番美味しそうだったので。

で、できたのがコレです。

画材:パステル&色鉛筆/B3サイズBBケントボード(細目)

背景を黒く塗り込んだのは、このお店が夜はバーになるし、丁度寒くなってきた頃だったので、こってりした雰囲気を出したかったから。

でも、「蛾みたいなのはいらなかったなぁ…」と言われてしまいました。
蛾じゃないんだけどな

コメント一覧

iwashinbo
@1121kon にゃんころりんさま
>ツマグロヒョウモン
「ありがとうございます!」
やっと名前が分かりました。ヒョウ柄の気品ある紋様ですよね。描きながら何度も「美しい」と呟いていました。

実はこのツマグロさん尊敬してやまないクマチカ先生(熊田千佳慕)先生の画集をお手本に描きました。クマチカ先生は「ファーブル昆虫記」の挿絵や「みつばちマーヤの冒険」など、自然の中の虫や草花を描き続けた偉大な画家です。先生の絵は圧倒的にリアルながら虫や花彼らへの愛情や尊敬、ユーモアが込められているのです。ピーターラビット(ポター)の世界も同じ。リアルでいて相容れないものへの深い愛や共感、そして、やっぱりユーモアがある。
遠く足元にも及ばない無謀な目標ですが、私もいつか見た人がプクって笑ってくれるそういう世界をこっそり目指しています。
だからにゃんころりんさんの「にゃけちゃいます」は、してやったり!最高のご褒美です!ありがとうございます!粘って描いて良かったぁ
1121kon
時間をかけて丁寧に描かれたのがよくわかります。
いつものことながら、とてもすてきですね。
ガラスのコップに注がれたワインごしに見えるカゴとか、もう・・リアルでびっくりです。
蛾じゃなくて、ツマグロヒョウモンですよね。
細かい模様まで、よく描かれていますね。すごい。
ふふ。右下のネズミさん、大きなブドウの実、食べきれるかな。
ピーターラビットのお話に出てくる、ネズミさんみたいです。かわいくて顔がにやけちゃいます。笑。
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