虎に翼…終わってしまいました。
ヨネさんの「アホか!」が日々のスパイスになっていたのに…寂しいなぁ。😞
でも、最近楽しみにしている番組があります
それがこの番組↓
毎回テーマがあって映像の帯とともにその本の内容と要点を解説してくれます。本が好きだけどナナメ読みばかりの、読書好きとは決して言えない私にとっては、美味しいところだけつまみ食いさせてくれる、デパ地下の試食コーナーのように嬉しい番組なのです。
そして、
その中で紹介されていたのが
表紙からも伺えるように、フルカラーのコミック本です。
この日のテーマは「眠れない時に読む本」
内容はとある架空の町で、夜だけ営業する一軒の甘味処。
このお店を営むのは、熊と鮭。
そして、このお店が提供するのは温かいお茶と、甘いものの一品だけ。
疲れて泣きたい人たちの願いや想いに寄り添ったお菓子を、オーダーメイドで作ってくれます。
優しい言葉と美しい色彩に彩られたエピソードの巻末には、そこに登場したお菓子レシピがついていて作ってみたくなります。
中でも私が一番心を揺さぶられたのは
第三夜、心配性なお母さんと「バナナケーキ」
長男の成長が周りに比べて遅いと嘆くママに熊と鮭はバナナケーキを差し出して、「バナナは与えられた環境で成熟するんですよ。」と、ママの心を癒します。
特に慰めたり、良いことを言ったりはしないのですが、グッときました。
「甘いものは心の正当防衛」
機会があったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
バナナの話つながりで
ちょっぴりタイムマシーン!この絵は2003年の3月に描きました。
使用画材:色鉛筆&パステル/A3サイズ製図用ケント紙
「秋のスイーツ特集に使えるイラストがないかな?」…と、
当時、情報誌の表紙画でお世話になっていた美人編集者に言われて、
秋と言えば…芋?栗?ブドウ?サンマ???残念ながら、、、描いたことないなぁ…と言おうとして、頭の中にボワッと降りてきたのが、「バナナ」
小学生の頃、秋の遠足のおやつ会議で
「バナナは果物ですか?オヤツですか?」と聞く生徒がいて
いきなり「バナナ会議」が始まったのを思い出しました。
因みに私は「バナナはオヤツでしょっ!派」
確かに木になるから果物なのだろうけど、この甘さは果物を凌駕している
それに、バナナって「追熟」という機能を持っていて、どんな場所でも与えられた環境で自らを成長させられる、すごいヤツなんだよ。
…なんて、これは完全に↑の本の受け売りですが、
もし、これを知っていたらバナナ会議にも勝利できていたのだろうか?…と今だにポワンとしています。
結局、この時の「バナナの会議」は圧倒的に「バナナは果物でしょっ!派」の勝利で、悔しい思いをしましたが、その思い残しがあるせいか、飽きっぽい私がこの絵ばかりはちゃんと完成させることができました。
うーん、やっぱしバナナはスイーツだよなぁ…