犯人は名古屋から出て来た高校二年生。
犯行の前に鉄道駅でも放火したらしい。
動機は、勉強がうまく行かず、事件を起こして死にたかった、とか。( ; _ ; )/~~~
どこかで聞いた無責任極まりない台詞。
人を殺して死刑になりたい、死にたいから人を殺す、、、最近の殺人鬼や放火魔に共通の思考、或いは感情です。m(_ _)m
なぜ死刑になりたいのか、なぜ自分ひとりで死ねないのか、、、疑問は募るばかりです。( ; _ ; )/~~~
この手の事件、犯行が連鎖するのは、完全に社会的病理だと思います。
すなわち、犯行に及んだ個々人の責任は当然ですが、事件の背景や根底に、そのような犯人を生んだ社会的な問題が横たわっている気がしてならないのです。(^-^)
原因の第一に「教育の荒廃」が考えられます。
学校もさることながら、家庭内教育の堕落、つまり親の責任放棄が大きいと思います。悪いことやしてはいけないことを、幼少期にしっかり躾けないと取り返しがつかない。
第二に「社会の仕組み」でしょうか。
勝ち組・負け組と呼ばれる行き過ぎた格差社会、、、特に敗者復活戦の極めて少ない社会では負け組の行き場がありません。
そして第三には「デジタル化の弊害」だと思います。
様々なゲームをはじめ、バーチャル世界に浸る環境は、現実社会での正常な判断力を遮るおそれが高いのではないでしょうか。
バーチャル世界では、いわゆるゲームオーバーでもスイッチひとつでリセットし再スタートできますが、現実社会ではそうはいかない。死者は蘇らないのですから。
数々の事件に巻き込まれた被害者の方々に対して、心からお見舞い申し上げます。m(_ _)m
「通り魔や痛み知らぬか人の子か
世に忍び寄る闇に抗へ」
by 祖谷馬関